閃Ⅲ考察妄想

昨日無事、閃Ⅳ届きました!やったー!

……閃Ⅲは終章で卵の中です。
アリアンロードとマクバーンは終わって、次のボス戦直前。
ここまできたらクリアまでやります。
トロコンできることを祈る。

閃Ⅳやる前にということで。
閃Ⅲ2周目やってて、気になったところを書いていきます。
考察、妄想を添えて。
まあまだ2周目クリアしてないわけだが……だが……!

*過去について

帝国には地と焔、二つの至宝があった。
二つの至宝を擁する一族(魔女・地精)は相争い、最後には至宝同士が激突し、その器は端と端に吹き飛んだ。
(この器がノルド・ブリオニアの巨人、空っぽの器)
中身の地と焔は融合し、鋼(巨イナル一)となった。
魔女と地精は協力し、中身を七つの器(騎神)に分けた。
魔女と地精は人間の中に溶け込んだ。

900~800年前の災厄。
暗黒竜の災厄、人々の眷属化、遷都。
これにより、魔女の長(ロゼの先代)は死に、地精の聖獣も呪われた。
教会の地下にあった空間も失われた。
(ここ、終章ロゼによるとどうやら順番が逆。地精の聖獣が呪われたので、暗黒竜が現れた。暗黒竜自体が呪われた聖獣の眷属のようなもの)
暗黒竜は緋の騎神(テスタ=ロッサ)で倒すが、騎神も呪われてしまう。
呪われた緋の騎神は地精と魔女と、当時の世継皇子(アルノールのはずだよね)で封印。
しかしそこで地精は魔女と決別。

決別した理由が必ずあるはず。
それは聖獣の呪いとも関係あるかもしれない。
考えられるとしたら、地精は何かを知ってしまったんじゃないか?
何か……うーん……巨イナル一、その祝福&呪いのことかな。
それで闘争→黄昏を目指し始めた?

その後は地精は暗躍。
魔女はそれに対応する形で騎神の乗り手を導く。

250年前の獅子戦役が騎神絡みの最大の戦争らしい。
灰(ドライケルス)、緋(オルトロス)、紫(ルキウスの傭兵)、銀(リアンヌ)。
それでも四体か。
改めて考えると、閃Ⅳは七体MAXで出るからやっばいな……。

その後、200年前の災厄。
夜の眷属が帝都を乗っ取りかけた事例だっけ?
この話、あんまり描写ないけど、たぶんⅣでもっと詳しく触れられるんだよね?
何かありそうなんだな。
特にドライケルスとリアンヌ関係。

*結社、地精の目的

黄昏計画、さすがに何らかの目的があるのでしょう。
閃Ⅲラストだと、ただ世界が滅びるようにしか見えないんだけど……。

結社の実験は「闘争の果てに力が器に宿りしか否か」(byアリアンロード)を調べるものでした。

気になるのは、ノルド・ブリオニアの巨人について、「抜け殻」「中身がどうなったか気になる」(byマクバーン)とか言われてたことなんですよね。
あの巨人は、ただの空っぽの器。

中身は「鋼」となって七つの騎神に分けられたわけですが……。

騎神同士を激突させることで、巨イナル一に戻るのか?
それだけじゃなく、元の地と焔の至宝に戻すとかなんじゃないか?

結社の計画は「幻焔計画」なので、焔の至宝が前提なんですよね。
クロスベルの虚ろなる幻で、帝国の焔を呼び覚ます、でしたっけ。
一方の地精が欲しいのはおそらく地の至宝。

「鋼」が焔と地を併せ持つ至宝っぽいものなので、それ一つあれば両者事足りる可能性もあるけど……。

獅子戦役とかは、地精が暗躍して、騎神を四つ揃えるところまで頑張ったけど、足りなかったんじゃないかな。
だから無理矢理でも(死人を生き返らせたりしてでも)今回は七つ揃えた、とか。

追記:オズボーンがラスボス直前に、分割された巨イナル一を「より練られた一つの鋼」に戻せるのならば……とか言ってますね。ということは目的は一つに戻すことで良いのか。

*呪いについて

どの国よりも血と焔にまみれた帝国の歴史。
《巨イナル一》の祝福と呪いの上に帝国の全ては成り立つ。

とのことですが。

地と焔が結合したことで、祝福と呪いが生まれたって認識で良いのかな。

魔が差した人々ね……。
クレアの叔父や、レクターの父。
アッシュもそうだね。
セドリックもそうなのかな?
黄昏によって、あらゆる人々が「魔が差した」状態になるのかな。
帝国やばい。

アッシュに関して、「こたびの贄であろう」って発言がありましたけど。
呪われて引き金を引く存在が贄なのかな。
獅子戦役時代は、オルトロスがそうだったんじゃないかなあ。

そういえば私はオーレリアが金の乗り手だと思ってたんですが。
アッシュライザー説を見かけまして、そちらに納得してしまった。

騎神の乗り手になる条件は、強い怒りを持って呪われていることではないか、という考察ですね。
リィンはエリゼの事件。
クロウはジュライ併合と祖父の死。
オズボーンは襲撃とカーシャの死。
セドリックは無力な自分に対して。
猟兵王とアリアン(リアンヌ)は不明だけど、何かあってもおかしくはない。
となると、今出てるキャラで該当しそうなのは、ハーメルの遺児で、呪われ描写があるアッシュじゃないか?

という説です。考察の人達すごい。
これ凄く納得いくんですよね……。

ひとつ言うと、リアンヌ時代のアリアンはどうなのかなってこと。聖女様ですし。でもあってもおかしくない。ドライケルスが死にかけたとかありそう。
ドライケルスはロランの死かなあ。
オルトロスも緋のライザーだったし、やっぱりアッシュと近い気がする。

追記:終章アルベリヒが「黄昏とは呪いを解くことでもあり完成させることでもある」と言ってた。
閃Ⅲ最後は、ただ全体に呪いが広がっていったように思えたけど……。
やっぱこれ解いたとはちがくない?完成させたなら分かる。

アッシュはどうも、呪いの種子が植え付けられていたって話だった。クロウやオルトロスもそうなんでしょう。
呪いを植え付けるのは、やっぱり巨イナル一、鋼ってことだよね?(決して地精ではない!笑)

騎神にすることで巨イナル一の力は抑えたけど、呪いは抑えられなかった。
大地の聖獣は呪いの大半を引き受けてくれて、自分ごと封じたんですね。
だから貫かれると呪い解放されるのかー。
そのへんの話全然覚えてなかった。

最後の描写見てると、帝国全体に呪いが広がって、みんなが「魔が差した」状態になったってことかな?
呪いの種子を植え付けられた、よりは軽いのかな、どうなんかな。
魔が差しやすくなってるというか。
元々いいひとはあんまり影響なさそうだし……。

*不死者について

死んだはずなのに生きてる人々。
クロウ、オズボーン、リアンヌ、猟兵王。

リアンヌは不死者確定。ロゼ曰く、遺体が腐敗せず、よみがえったと。
またあわせて、猟兵王はリアンヌとは違う、というようなことをロゼが言ってた。
クロウはともかく、猟兵王は「生前からそうだったわけではあるまい」と。
この「そうだった」が何か微妙。不死者だったわけではあるまい、か、ライザーだったわけではあるまい、か。

また、ライザーだから不死というわけではない。
ドライケルスは天寿を全うし、不死者になっていない。
リィンも成長しているので違う。
もっというと、獅子戦役の頃の緋や紫も死んでるよね?
まあ緋は戦いの中で取り込まれて死んでる気がしますが。
紫の人はどうだろ。緋との最終決戦の時に死んだ、ならあり得るかな。

これ、呪いに完全には捕まっていないってことなのかな?
黒の史書で、ドライケルスが呪いを見据えているような描写あったよね。

オズボーンに関しては、心臓をリィンにあげたという衝撃の事実がありましたけど。
大人の心臓を小さい子にあげられるのか?とかは置いといて笑

心臓を撃っても死なない、眉間を撃てば万が一はあるかも、とのこと。
オズボーンはどうも自分が撃たれるつもりだったけど、皇帝が「二度も若者に無為をさせることもなかろう」というようなことを言って、自分を差し出した。
殺せないやつ(人外)を撃っても仕方ないから自分をやりなさいって文脈だよね?(ということは「一度目」はクロウのことかな?)
オズボーンはリアンヌ同様、不死者っぽいなと思ってます。

ちなみに。
鋼のアリアンロード。
皇帝の諦観と宰相の「鋼の意志」。
焔と地を鍛えた「鋼」。
この辺の符号も気になるところ……。

騎神の闘争の果てに巨イナル一(鋼)があるとすれば、アリアンロードとオズボーンは鋼に近い存在なのかな。

アリアンロードは騎神と同一存在ではないかと思わせる描写もありましたね。
人を相手にしているのではなく、何か巨大なものを相手にしているような感覚がある、みたいな。
あと、オーレリアが「人の身ではここまでか」的なことも言ってる。アリアンさん人外は確定なんだけども。

*地精について

魔女の長・ロゼは自分がずっと生きてる。
対して地精の長・アルベリヒは長命というわけではないが、使命を繋いでいる。

アリサに対する他人行儀な反応もありましたけど。
アルベリヒは憑依型なんじゃないかなと思います。
子孫に順番にとりついて、最初は副人格みたいな感じで、どこかで主人格になる。

あと、アルベリヒがオズボーン(あるいは黒の騎神)に対して「主」と呼びかけていることについて。
地精にとっての主っていうのは、地の至宝だと思うんですよね。
ないし、その末路であるところの「鋼」。
オズボーンはほぼ「鋼」なのかな。

*宰相と皇帝の目的、黒の史書

クロチルダが結末(煌魔城)をすり替えようとして失敗した「真なる物語」=「終わりの御伽噺」。

ここに至るのが一つの目標だったはず。

内戦はタイミングをはかることができたと言ってた。
だからコントロールできるところはコントロールしている。

皇帝が言ってた、オズボーンの手腕に「確信」を抱いたから宰相に抜擢した、という表現が気になる。
確信???確信ってなんぞ???
普通抜擢の時に確信とか言わないよね?
そんなに意味ないかもしれないけど。
こいつならやってくれる(皇帝の目的に沿ってくれる)っていう確信???

黒の史書にあることは、防ごうとするとより悪化する、と。
その悪化した事例がハーメル以前までだったってことかな。
オズボーンがコントロールして史書の内容に沿うようになってから、できるだけ最小限の被害で済むように動いているとか?
まあその結果が鉄血宰相なんですけど……オリビエみたいな方針で進めると、もっとずっと悪いことが起こったのかもしれない、なんて思ってしまいます。

妃とそなた(オズボーン)では見えているものが違う、と皇帝が言ってましたよね。
妃に限らず、オズボーン以外の大半の人に当てはまりそうなんだよね、あの言葉。

「余の諦観と宰相の鋼の意志」。
余の諦観は、何をやっても黒の史書の内容は変えられない、という諦観だとして。
宰相の鋼の意志って何なんだろう。
必ずこれをやるっていう目的があるんだろうけど。

本人曰く、呪いに翻弄されるのが馬鹿馬鹿しいので、「逆に呪いを利用することを考えた」「世界を闘争の原理に染め上げ、人を遙かな高みへと導く」か。
呪いの身近だったクレアさんやレクターさんに特殊能力が発現してるから、そういう人を増やそうとしてるとか?

オズボーンの人が変わったのって、自宅襲撃の前後ですよね。
行方不明期間の後からああなった。
目的を達成するために、リィンやテオは足枷となるので関係を絶った。足枷というか、一種の弱みなのかな?

きっかけの一つは確実にカーシャの死と、リィンが死にかけるに至ったことですよね。
オズボーンの心臓をリィンに移植したのは、地精っぽい。
行方不明期間中に、黒の騎神を手に入れて(もしかすると呪いを植え付けられて)、地精との繋がりができて、たぶん巨イナル一の呪いと祝福のことを知って……。
……うーん、鋼とシンクロした?

でもたぶんオズボーンの人格は残ってて、鋼を意志の力でねじ伏せて、目的のために動いてるんじゃないかと思うんですが。
いやどうなんだろ。今は完全に鋼になっちゃってるのかな。
人が変わったのはその方がしっくりくる。
でもオズボーンだから意志の力で何とかしてそうでもある。

正直このへんは全然分からないので、本編での解決待ちします。

追記:終章ラスボス周り見てたら、鋼に乗っ取られてるとか全然ぴんとこないですね!
オズボーンはやっぱりオズボーンだわ!怪物だわ!

でもアルベリヒに主扱いされてるから、巨イナル一、鋼(ないし地の至宝)と同一存在だと思うんだけどなー。

地精とオズボーンの目的は分割された巨イナル一を「より練られた一つの鋼」に戻すことらしい。
そこまでしか分からんです。

*閃Ⅳ後のキャラ達

誰が生き、誰が死ぬかは置いといて、総体的にはハッピーエンドで終わるでしょう。

老師からの手紙で、大陸東部の話が出てましたね。
龍脈が枯渇した、不毛の地。
Ⅶ組やトワで取り組むべき課題かも、という話だったので、リィンなんかは本編後、いずれは東部に行きそうな気がします。

オズボーンは死にそう。
閃Ⅱでクロウに対して思ってたのと同様、もうメタ的に死ぬしかないだろうなって感覚。
そうでなくとも本筋からは退場。

クロウなー、クロウがなー!

猟兵王みたく消えるかもしれない。いやだ。しんでほしくない。
でも消えないとしたら、それは不死者になってるってことなのかな……。

そうなると、そういうオカルト関係を引き取るのは、結社なのでは?と思ってしまう。
いっちばん最初に出たクロウのスクショ、星辰の間じゃないかって話があるんですね。最近知った。
クロチルダに連れられていくのあり得るんだけど……。
ううー!いやだー!生きてて欲しいけど結社もいやだー!

結社はやっぱりずっと敵なので、愛着のあるキャラがあっちについちゃうとショックですね。
元々結社サイドのキャラは良いんだけど。レーヴェとか。

アッシュなんかも、どうなるのかな。
皇帝殺害(未遂)か……。
他の新Ⅶは心配してないけど。
もしアッシュが本当にライザーなら、たぶん昔みたく人々の記憶から騎神関連は消えていくだろうし、その辺でなんとかなりませんかね。

まあ皆みんな、どうなるか分かりません。
色々と覚悟は決めておかなければ。

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