果ての星通信 マルコとあの人(ネタバレ)

最近実は漫画づいてまして。色々読んでました。
小説もネット小説の書籍化ベースに少し。

その中でも「果ての星通信」にどはまりして、昨日までマルコとあの人関係で大量にメモ取ってました。
勝手な妄想も多分に含めてになりますが、ちょっと記事に吐き出します。

マウー可愛いし異星人異文化コミュニケーション楽しいしレゾル可愛いし局員みんな素敵だし上の人とのやりとりも良いしマルコのキャラもめっちゃ良いしマウー可愛いし!
すごく満足感がある漫画でした。
五冊と言わずもっと読みたかったな。

果ての星に限らず、新規で発掘したの、どれも好みでうれしい。
続刊読んでるのも、面白くてうれしい。

以下、ネタバレ注意です!
読んでない方は、まずは読んでください。マウー可愛いよ。

マルコとあの人を考える

最初に読んだとき

隙あらば自分語りするので!
まずはあの人の正体などについて、最初、自分がどんな思考回路を辿ったかの話をします。

私は、あれ?マルコの恋人ってもしかして…?ってなったのは、4巻のケデルの話のところでした。
というか、その手前に少しずつ違和感を覚えてて、ケデルのところで点と点がつながった感じです。

1巻~3巻ではそんなに明確な違和感はなかったんですけど…。
1巻の段階では正直、恋人が実は宇宙人ってオチとかかもと思ってました。
マルコが局員として働いているところに、後から普通の顔してしなっと出てくるんじゃないか、とか思ってた笑
(実際には最後まで、姿もぜんぜん出てこないんですけど!)

1巻~3巻での印象

幼馴染に恋人紹介して!と言われた時の反応、もう二度と会わずに遠くに行く人っぽい反応では…?
それか紹介する気がないか、なんか含みがある感じ…。

それに、電話口の恋人が「おーい」って言ってるの、そもそも少し男性ぽいなと思ってました。
でも、そのあとの好きな色についての会話とか見て、まあ女性ですよね、そうですよね、って思ってました。

冷蔵庫や、マルコの家の間取りのところは、少し印象には残ってた。

「恋人と食べようと美味しいものを色々と詰めておいた冷蔵庫」って、恋人と同居してるの?
いや、実家だったはずだし、単に家に招くってことか、とか。

兄、椅子専門の家具職人?そんなのあるんだ、とか。

2巻に入ると、恋人とは5歳差なんだなー、とか、マルコ怖いの兄なの?とか情報が増えました。

局長変身~兄との思い出あたり、事故の電話&墓3つの描写が入るんですよね。
墓の描写により、兄も一緒に死んだように見えるんですよね…。

だから、局長に対するマルコの反応も、幽霊を見た!的な反応なのかと思うんですよ…。
その後に両親が死んだって語るマルコも出てきますし、この段階では違和感もない。

「うちは父さんと母さんと …兄ちゃんの墓がみっつ仲良く並んでる」
ここも、ですよね、そういうことだよね、ってなるところ。

3巻の海の思い出のところは、マルコの「他に誰も見てないよ」的な言動、少し引っかかりはありましたが。
でもまあ、水着着てなくて、裸で泳ぐことになるとかそういうことかなとスルーした。
海に幼児引率して2人だけで来るって、すごく年上に感じますよね…。
こことか2巻のお医者さんごっことかのシーンでは、5歳差だってことは忘れかけてました。

4巻での違和感 ひとつめ

テキュー人マルコ~アリョーシャとの思い出のところ。
「隠れてイチゴを食べさせてもらったことがないなんて同じ顔なのに誰だあいつ」
ここ、いやに口調が強いなと思ったんですよね。イチゴの思い出にいやにこだわるなと。
まあ親戚との関わりとか両親生きてるとか、兄のことに限らず複雑ではあるだろうけど…って思ってた。
というか、兄が実は生きてた衝撃でスルーしたともいう。

4巻での違和感 ふたつめ

マウーと夢の話をするところ。
(地球に戻ってあの人とまた一緒に暮らすこと…夢じゃないな これは予定だ)
あの人と一緒に暮らしてたの?というのが違和感。
なんとなくもやもやしながら、この段階ではまだスルーして読み進めてましたが…。

4巻での違和感の結実&疑惑

ケデルの話で、少年マルコと恋人シルエットが出るじゃないですか。
なぜかここでいきなり気づきました。

恋人シルエットが結構大きいんですよね。こんな大きい人なの?って思ったんです。
まあ、描き方がたまたまこう、と言えばそうなんですけど。

ん?んんんんん?まさか?……まさかな?
なんかそういえばこれまでにも違和感があったような…。

そんなまさか…恋人ってアリョーシャ!?!?

え、でも口調違うし…????

まさかまさかと思いながら、魚釣りのところまで読んで、我慢しきれず、一回読み返しに行きました。

恋人と一緒に暮らしてた、のがそもそもなんか違和感なんですよね。
マルコは実家にずっと住んでた感じで、でも実家の間取りには恋人の部屋とかないんですよ。
しかも両親の事故から半年とかでしょう。
いや両親の死後に同棲状態になったとか、まああり得なくはないんですけど…。

読み返したけど、確証はもてず、いやさすがに違うでしょ、でもそうかも、まさかな、とぐるぐるし始める。

あと、読み返しにいって、アリョーシャなんで頑なに長袖なの?も気になった。
恋人が海で脱がないのとも、整合性が取れちゃう。
男として引き取られたけど実は女性?とか、とっちらかったことまで考えてました。

4巻のそれ以降

そして“上の人”登場シーン。

爆弾来た。
いや、やっぱり、なんかこれ。いや、確証はないけど。
アリョーシャが「神」ってやっぱりそうなのでは?いや、でも恋人と兄は口調違うし…。

5巻

引っ張ってきた指輪の中身!
まさか乳歯!?!?肖像画とかじゃなくて!?!?
こじらせてる、ほんとに。
ていうか乳歯って指輪に入るんだ…。

うーん、しかし、世界旅行の会話のところでも、恋人の姿が見えない…。
口調違うのでは?ということ以外は、アリョーシャ=恋人で、破綻がないんですよね…。

上の人再び、のシーンも、引き続きアリョーシャか…。
いやこれやっぱりアリョーシャが恋人なのか。
恋人の姿が見たいよ。

……恋人の姿が出ません!!!!!

再会シーン「悪いけど 私は今 ファブリック見本の整理…中 で…」
その後の恋人とのシーン、明らかに大工仕事してる感じの恋人。

いやこれやっぱりアリョーシャでしょ?
ファブリックってつまり、椅子に張る布地なんでしょ?
酒も好きみたいだし。アリョーシャはザルだって2巻でマルコが言ってたし。

カバー裏のどろまみれの話まで読むともう、だからアリョーシャ長袖だったのか!ってなりますしね。
恋人氏、巨人の星では半袖で過ごせて良かったよね…。

しかし、口調が違うんですよね!
アリョーシャは結構、口が悪めだと思っていたんですよ。
恋人は柔和な口調ですし。女性っぽい。

まあ…でも色々考察記事とか拝読したり、読み返してメモったりしていると。
アリョーシャですよねって思えます。

恋人=アリョーシャのフラグ

恋人はマルコが幼いころからずっとそばにいる

【1巻の最初】マルコが局員に選ばれた頃、事故からはまだ半年ほど
【3巻P97】「埋葬式の日に恋人が …その時はまだ恋人じゃなかったんだけど… 言ったんだ」
→恋人になってから半年たったかたっていないか、というところ

【1巻の最初】幼馴染はマルコの恋人が誰か知らない、思いつかない
【5巻P16】ただし、少なくとも3歳の頃にはもう既に身近にいる(乳歯をもらう)
【4巻P47】アリョーシャはマルコが2歳の時に家に来た
→幼馴染がぴんとこない、けれども、幼少期から一緒にいる相手、とは。
マルコ一家は親戚とは疎遠だし…。

恋人はマルコと一緒に暮らしていた

【4巻P66】(地球に戻ってあの人とまた一緒に暮らすこと…夢じゃないな これは予定だ)
【1巻の最初】マルコはろくに地元から出たことがなく、生まれ育った家で暮らしていた
【1巻P176】マルコの家の間取りに、両親の寝室・兄の部屋・マルコの部屋はあるが、他に個人の部屋はない
→実は下宿人がいた、みたいな展開にはできなさそうな間取り。
両親の死後に同棲したというよりは、そもそも一緒に住んでた人、と考えた方が自然…。
そうなると兄なので、自然とはなんぞやってなりますけど。

マルコと恋人は外国で暮らすつもりだった

【4巻P39】「け 結婚した…?ここで?子供まで…?…外国で暮らす話はどうなったんだ?」
【5巻P39】「取り巻く世界を変えてみるのはいい機会だと思う いろんな土地でいろんなものを見て 知らないことに出会ってみよう」
→ここで?という疑問には、ロシアにはいづらい感覚があるためか?
→自分達を知ってる人がいないところに行きたかったのかも?

ちなみにロシアは同性婚NGらしいですね。
ただ、アリョーシャがちゃんと養子縁組されてるんだったら、マルコと結婚とかできない気がするので、論としては弱いのかな。
でもマルコはプロポーズするつもりだったんだよな。
プロポーズ(概念)なのか?それとも養子にはなってないの?

マルコの怖いものはなぜか「兄」

【2巻P31~】アリョーシャに変身した局長を見て、過剰に動揺するマルコ
【2巻P44~】「兄は本心では何を考えているか読めない人で ある日ふらっといなくなりそうな掴みどころのなさが怖かった」
→局長アリョーシャを見たマルコの反応、ひどい恐怖のように見えるんですけど…。
死んだ兄ならともかく、生きている(仲も悪くなかった)兄に対する反応としては、ちょっと過敏すぎる。

マルコが神様だと思うものも「兄」

【4巻P135~】
「こうして話がしたい時は相手が“私”だと思うものの姿を借りることにしている」
「君はというと 安いスーツを着た男か」

→怖いものも敬うものも兄って、ちょっと普通の兄弟にしては重いんですよ!
父がわりとかならまだしも。でも父、半年前までは一緒にいたので…兄が父がわりってことはないでしょ…。

恋人の半身には火傷跡がある

【5巻カバー裏】「どろまみれ」は半身に火傷跡がある
【5巻再会時&再開後】恋人の右腕・右足にあざが見える

【4巻P47~】他の人が半袖でもアリョーシャは長袖
【3巻P160~】恋人も、海(夏?)でも服を脱がない
→ちなみにここの恋人のパーカー、アリョーシャのパーカーに似ている
あと、この巨人の星のシーン、潜る前に陸を振り返るのは、一緒に行けない恋人を思っているからなんですね。
……退職後、この場所で楽しく恋人と過ごせて良かったねえぇぇ……。

【4巻P135~】上の人初登場時、大人アリョーシャの右足にあざがある
→これ、考察記事で拝見してびっくりして見に行きました…!
ほんとにあるー!うわわわ、すごい!

上の人の口調

【5巻最後】上の人の口調は変身した姿に引っ張られる
→マルコに変身したらマルコ口調になっている。
→つまり、アリョーシャに変身している時も、その当時のアリョーシャの口調になっている、ということになる。
(実際、上の人変身の大人アリョーシャは一人称「私」、子供アリョーシャは一人称「僕」)

・マルコ幼少時(3歳~お医者さんごっこ):恋人との会話はあるが、兄との会話はない
・マルコ少年期(7歳~13歳くらい?):兄との会話はあるが、恋人との会話はない
・マルコ成長後(22歳):恋人との会話はあるが、兄との会話はない

→恋人の口調は、マルコ幼少期の子供アリョーシャの口調、マルコ成長後の大人アリョーシャの口調と一致している。
少年~青年の間だけ、口調が荒かった?(マルコが7歳~12、3歳頃で、アリョーシャが12歳~18歳頃?)

まあ、お医者さんごっこのシーンのマルコは少し大きめの少年(7歳以上?)に見えるのですが…。
でもこの時、マウーが幼稚園児、レゾルが8歳で、2人のおもちゃを探しているので、6歳くらいの思い出なのかな。

(追記)ん?レゾル8歳じゃないか。
マルコ1年目の時、ナナギが7年目で、ナナギが抜けてから、つまりマルコ3年目の年に9歳の誕生会してる。
ええとつまり、マルコ1年目の時のレゾルは……6歳か7歳?

その他

【1巻の最初】12歳で雷に打たれたマルコが、目覚めて抱き合っているのはアリョーシャ
→初読時はえ?兄なの?いや父親かも?とか思いました。でも父はトーン髪で眼鏡なんですよね。

あとは、上でも書きましたけど。
兄は椅子専門の家具職人で、恋人もファブリック触ってたり大工道具触ってたりするとか。
兄はザルで、恋人は酒が好きだとか。
兄は煙草を吸ってて、恋人の手元に灰皿があるとか。
(煙草アリョーシャは少なくとも18歳ですよね…?)
どれも明確な決め手にはならないんですけど、こまごまと、恋人=兄で破綻がない感じに描写されている。

後から思えば…

1巻で出てくる上の人の後ろ姿

→大人アリョーシャのように見えるんですよね…。
作者さんは最初から、上の人を大人アリョーシャの姿で出すつもりだったんですね…。

マルコのモノローグ

【2巻P44~】
(本当そっくりだ あぁ でも別人だ この人は煙草の匂いがしない)
→ほっとして少し微笑むアリョーシャ(局長)に対してのモノローグ。
後から考えると、局長の口調は大人アリョーシャに近いんですね。
この時の表情も、大人アリョーシャにそっくりだったのかもしれません。

【2巻P50~】
「兄貴はザルだからなぁ 珍しいもんが見れた」
図太くあろうと誓ったので
願わくば俺の不在に戸惑う俺の大事な人達が いつまでもそれに慣れませんように

→アリョーシャ(局長)を見ながらのモノローグ。
これ、今考えると、アリョーシャ本人のことを思っているんだなあ。
初読時はアリョーシャは死者だと思っていたので、普通に見知らぬ「恋人」のことだと思っていました。
(ただ、恋人以外の「大事な人達」って誰なんだろう…幼馴染とか?)

【4巻P58】(うちに帰りたい)
→ここで指輪を撫でてこう思うのも、恋人(アリョーシャ)を思っているからなんだな…。
テキューのアリョーシャは感染症で死んでいる気配が濃厚だし…。
地球のマルコの「うち」にはアリョーシャがいるんだ…。

ところで、地球人マルコは、テキュー人マルコに何を耳打ちしたんだろう?
単純にアリョーシャの名前を言ったのかな。
(どうせテキューマルコは、養子に来るはずだった、感染症で死んだ子供の名前を知らない)
それともセルゲイの墓参りでもお願いしたのか、両親を大事に、とか言ったのかなあ。

料理してたのはマルコ?

【1巻P157】レストランも予約したけど恋人と食べようと美味しいものを色々と詰めておいた冷蔵庫
【2巻P150】母の肉団子スープのくだり

→料理作ってたのは主にマルコのように思える…。
まあマルコ学生でアリョーシャ社会人と考えると道理ではある。

にこやか

【4巻P43】
「――兄貴はどうしてる?」(にこやか)

【作者さんのツイッター引用】
「にこやか」て画面に出てる時はコマの中の誰かか全員が隠し事をしています。

→マルコがここで「にこやか」なのは、実際には兄貴のことを一番聞きたかったからか!うわー!これずるい!
親戚や親のことを聞きつつ、なにげなく、話をもっていっている…。

おまけ:そもそもどういう経緯で恋人に…?

少なくともマルコが局員になる半年前くらいまではまだ恋人ではなくて。
言ってしまうと、両親が事故でいなくなるまでは、普通に兄弟として暮らしてたんだと思います。

マルコは…片思いをしてたんだろうけど。
幼少期からなんとなく好きで、7歳で実の兄じゃないと知って、その後どこかで自覚した感じなのかな。

というか…歯を指輪に入れているのは恋人公認なんですよね?
大学の時に指輪に加工したってことですけど。
…どういう経緯で指輪作ったんだ…?さすがに恋人になってからですか?
歯関連のマルコ、拗らせてそうなので、恋人になる前に作ってるんじゃ、とか思っちゃうんですけど…。

【1巻P127】
(ただ 大事な奴が突然いなくなる痛みをお前は知ってるだろ)
(俺の恋人も地球で痛みに耐えている)
(そんな目に遭わせるはずじゃなかったんだ)

【2巻P22】
「俺はあなたをひとりにしないし…幸せにす…する から…」
【4巻P79~】
「なんでもひとりでやっちまえる人で俺は頼ってほしくて仕方なかった 本当は酷い寂しがりだと突き止めるのに十数年かかりました」
「“ずっとそばにいる”“ひとりになんてしない” 宥めすかして懇願して ようよう抱きしめていい立場になれた」

【2巻P44】
「兄は本心では何を考えているか読めない人で ある日ふらっといなくなりそうな掴みどころのなさが怖かった」

→ひとりにしない、というのが重要なんだなあ。恋人は「ひとりになりたくない」んだ。
このあたりをうまくマルコが宥めすかした結果、恋人になれたと。
それでいて、外見上は全然ひとりでやっていけそうに見える人っていうのは…結構なむずかしい人じゃないか…。

【5巻カバー裏】
男の子が喜ぶと幸運が長持ちする気がして、自分なりにその子をうんと甘やかした。
→男の子(マルコ)を手放したくないとか、そう思う自分が強欲だとか、ここにあるのが本心だとすると、本当むずかしい人だ!

【5巻P39~】
「俺だって胸の内は黙ったまま過ごすつもりだった…あんたが何を悩んでるんだとしつこくしつこく聞いたからだ」
「だからって 今更なかったことにするなよ あんたが俺を手放せるもんか」

→恋愛的なことはさておき、アリョーシャが結構マルコに傾倒してるのを、マルコはこの時もう分かっている。
あんたが俺を手放せるもんか、は妙な自信を感じますよね。拗ねマルコですけど。

それにしても、アリョーシャは、なぜそんなしつこくしつこく聞いたんだ笑
どろまみれの考え方とか、あと3巻P97あたりに出てくる埋葬式の日の恋人の言葉(起こったことはどうしようもない)とかからすると、恋人は結構達観してるタイプだと思うんですが。

まあ…マルコが12歳頃に宇宙人のことで悩んでた時も、アリョーシャ、だいぶ突っついてますしね。
そのノリで突っついたのかなあ。やぶへび。

5巻のP54あたり、「ハッピーエンドのマルコをたくさん集めてりゃ現実の俺も幸せになれる気がして」とかマルコが言ってますけど。
これさあ、根暗というか、ハッピーな人がやる行動じゃないんだよな…。
元々のマルコは思いが報われないつもりだったからかな、とか邪推してしまいます。

マルコ、アリョーシャにしつこくされなければ言うつもりなかったんでしょうし。
ってことは、追々アリョーシャから離れようとかしてたかもしれない。もしかすると、ですが。
それで、両親もいなくなったのにマルコまで、とアリョーシャが慌てたのかもしれない。
…色々と妄想してしまいます…。

でもこの話は想像の余地を残しているからこそ名作なんですよね。
うううー、でももっと読みたかったなあ。
恋人がどういう道を辿ってフランスのシェアハウスに落ち着いてたのかとかも知りたい…。
(フランスですよね?看板の文字ぐぐったら、ノートルダム大聖堂みたいですし)

異星人のお話ももっと…。
フィッツィーさんやナナギさんや局長や、コズやレゾル、レノイラさんの局員としての仕事の話も…。
マウーももっと可愛がりたいよ~!

毛の伸びる星でもっふもふで歩けなくなってるマウー。
コヒーとコーラでしびびってなってるマウー。
天井に逃げるマウー。
ばんそこありがとうって言って照れるマウー。
本当に可愛かったよ…。

あー、でもこれだけ書いたのでちょっとすっきりしました!
すごい長文になってしまった。

果ての星通信、面白かったです!

コメント

  1. 名無し より:

    初めまして!
    Twitter検索からお邪魔しました。
    読んでいるときと、振り返って読んでいるときの考えの流れがとても分かりやすくおもしろかったです!
    自分があれ?と思ったのはテキューでアリョーシャが生きているって分かったときですが、ぜひ色んな人の気づいたポイントを聞いてみたいですね。
    テキューマルコへの耳打ちの予想がとても優しくて感動しました (若干意地悪な気持ちでいないアリョーシャの名前を言ったのかなと思ってた)

  2. より:

    初めまして、コメントありがとうございます。
    もうこれは文字か何かにして吐き出さないと…!とぐるぐる目で書いていたので、そう言っていただけて嬉しいです。
    そして気づいたタイミング、早いですね~。すごい。

    マルコ性格良くはないので(笑)意地悪な気持ちはとてもあり得そうですよね!
    あのシーンは、テキューマルコとの和解シーンにも見えたので、こういう方向もありかな、くらいの感じでした。
    (和解と言っても、一方的に地球マルコがトゲトゲしてただけですが…)

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