DIGITAL DEVIL SAGA アバタール・チューナー2感想

1に続けまして無事に2もクリアしました!

DIGITAL DEVIL SAGA
アバタール・チューナー2(PS2)

~2018/1/27のプレイ感想です。
例によって隠しボスは総スルー。
ヒーホーには挑んでみたけど無理だったので潔く諦めました。

※なお、1の感想はこちらからどうぞ。

序盤

プレイ開始!
今回は攻略熟読まではせずに、多少の取りこぼし要素だけ攻略に頼るスタイルで参ります。選択肢とか、ヒーホークイズとか、誰がどこで離脱するかとか。
(ラスダンのボスは攻略サイトのお世話になりましたけどね……メーガナーダ……)

最初、サーフ1人で始まるのかと思ってたけど、とりあえずアルジラとゲイルがいてほっとしました。

オープニングでは、サーフ・ゲイル・アルジラは合流前のワンシーンを流してるんですね。
本編補完ムービー。これすごい素敵。気づいてからは、OPムービー、何度もにこにこと見返してました。

最初の地下街ダンジョンなんですけど、結構長くてびっくりしました。
チュートリアルダンジョンかと思ったら、がっつりあった。
まあ続編ですからねー。
.hackも2作目以降は最初からダンジョン長かったか。.hackはレベルリセットはされないけど。
アバチュ2はレベルリセットされた理由もちゃんとしてて良かったですね。
そうだよね、世界の外に非正規の方法で突っ込んで来たわけですから、リセットもされるわな。

次の海底ケーブルダンジョンの方は、体感としてはさほど長くもなく。
慣れかな?

それにしても、序盤のゲイルの主人公感尋常じゃない。
こいつ、めっちゃ喋るな!
ボスが喋らないから代わりに全部言ってくれる!
ゲームデザイン的に仕方ないですね。主人公が無言なので……。

ロアルド、シエロが加入しまして、精肉工場へ。
所長めっちゃ苦戦しました……。
B3F何度やり直したことか……。
やり直し続けで癒しを求めて、閉じこめられたモブ達とは全部会話を交わしてしまいました笑

基本のPTは前作同様ゲイルとシエロです。合流が早い!
前作では加入離脱が頻繁にあったけど、今作はあんまりないですね。終盤くらいか。
サーフ以外のメンバーは、レベルが平均的に上がるように、くるくる入れ替えもしてたんですけど……。
今回フルカルマゲッタも早々に手に入ったので……ほぼ固定メンツになり果ててました……。

真相判明へ

ジャンクヤードはセラが作ったシミュレーション用の仮想世界。
人々は皆、セラの作ったAI。

ここが一つ目の真相ですね。
序盤にロアルドから説明されちゃう。
この事実も、結構ショッキングですよね……。

にしても、サーフ達って相当やべー存在ですね。AIが受肉したってことでしょ?

でもこれだけだと、ベック大佐しかり、AI達が過去の実在の人物の記憶を持つ理由が分からない。
サーフ達の持つニルヴァーナの記憶もね。船に乗ったとか、青い空、青い海だとか。
全ての鍵はおそらく、何らかの事故が起こった、五年前にある。

セラを助けようと動きつつ、それを探っていくストーリーラインになります。

先の見えないわくわく感は1に軍配が上がるかなー。
2は謎が解けていく楽しみですね。はらはらどきどきジェットコースター。
あとは、みんなが本当に感情豊かになっているので、感慨深いです。
この辺りは、1から追ってきたからこその感慨ですよね。

カルマ協会本部にてようやくヒートと対峙。
ヒートはマダム側についた様子です。マダム曰く「戻ってきた」「あなた達も戻ってきなさい」だそうな。

……後から考えると、ここってヒート何を言われて説得されたんだろうな。やっぱりセラを盾になのかな。
マダムから真実を知らされたということなんですが……うーん?
ヒートを下し、エンジェルから情報を得て、セラがいるというEGG施設へ向かいます。

この辺りで二つ目の真相判明です。

サーフ、アルジラ、ヒート、シエロは、セラが実在の人物をモデルに作った「元々感情持ちの」AIだった。
ジャンクヤード作成時、彼らのことは削除するようにと言われていたけど、セラは彼らを消すのが嫌で、こっそりとジャンクヤードに紛れ込ませたと。
サーフ達の持つ青い空などの記憶は、セラがジャンクヤード以前に作っていたシミュレーション世界の記憶。
セラがサーフ達と遊ぶためだけに作った世界のようだから、楽しいことしかなかったんだろうな。
船に乗ったり、遊園地に行ったり、セラの家に遊びに行ったり、という記憶も、全部全部このシミュレーションということか……切ないな……。

……あの、この真相が語られたのが、カルマ協会本部だったが、EGG施設だったか、忘れたんですけどね笑
大体はEGG施設だったような気がするんですが。海で遊ぶムービー見たのもEGG施設……だよね???
結構いろいろと起こるから、頭が飽和してたんだろうか。

流れとしては、↓のような感じなのでしょうか。

①セラ誕生、太陽と交信開始
②サーフ達(AI)を作る
③事件が起こり、太陽変質
④ジャンクヤード開発、戦闘用AI多数投入(その中にサーフ達も感情を消した状態で紛れ込ませる)
⑤ジャンクヤードに悪魔化ウイルス投入、闘争開始&それを知ったセラがサーフ達を救いたくてジャンクヤードにダイブ
(アバチュ1)
⑥エンジェルによりジャンクヤード初期化&サーフ達が受肉
(アバチュ2)

③と④は前後するかもしれないけど。

さて、EGG施設にて、ヒートと共に培養液に落下して、サーフ離脱です!
攻略見ていたので離脱自体は知ってましたが、この辺りのムービーはなかなか衝撃的だな。普通に「えええっ!?」ってなりました。

しばらくはゲイルがリーダー。
その後、セラ加入というのも知っていたんですが、割と動力プラントのダンジョン長かったですね?
あくまでゲイルの操作キャラ化は一時のことだと思っていたから、こんなにがっつりあるとは思ってなかった!
ここから目まぐるしいクライマックスへと向かいます。

クライマックス

ロアルド離脱、アルジラ離脱、セラ加入。
入れ替わりが激しいエンブリオンです……。
ああああ……。

動力プラントは、ロアルドももちろんだけど、モブの人々も格好良かった。

どうにかしてセラを取り戻したと思ったら、ボスはいなくなっちゃうし、地球はやばいことになるし、もうどうすれば良いのやら。
それでもあがく。
こういうストーリーやっていると思いますけど、彼ら、よくもこんな絶望の中で動いていくよね。

2回目のEGG施設。おっそろしい。もうビジュアルがやばい。こわい。
ワープゾーンは適当に飛び回ってました。
後から調べたら、声が聞こえるワープホールが正解だとか……ですが、わかんなかったよ……。

そして、ヒートは強かったねー!
凍結からのクリティカルがやっばい。
もう完全にとち狂っていたヒートさんです。正気じゃない。かなしい。

なんとか倒した後のイベントにて。
サーフが目覚め、黒猫より、5年前の事件のことが語られる。
リアルサーフは「良い王子」だったわけですね。リアルヒートは「悪い王子」か。
ていうか黒猫くん、絶対暗躍する敵枠だと思ってたわ!何ならリアルサーフの記憶持ちだとずっと思ってた!
ごめん!君、味方だったのね!

実は、リアルサーフがあんまり良い奴じゃなかったらしいというのは、プレイ前から知っていたんです。
だからサーフ(AI)についてもある程度覚悟はしていたんですが、「リアルサーフ」≠「AIサーフ」というのを知ってほっとしました。

ジャンクヤードのサーフ達はAIそのものであり、リアルサーフ達とは違う。
あくまでセラが求めた姿の、人形に過ぎない。
それでも、サーフ達はサーフ達として、自らの感情のもとに、自ら納得して戦う。
……アバチュ1のアジトでセラと空について話した時に、サーフの選択肢に「青い空」と「黄色い空、黒い太陽」があったから、情報の一部は入ってるのかもしれないけどね。

自分の死を認められないリアルサーフの情報と、セラを求めるAIサーフの情報と戦います。
ここはイベント戦闘ですね。
サーフのブフーラとリアルヒートの物理&回復で、危なげはなし。

というわけでサーフ再加入!
正気に戻ったヒートとのイベントは……うん……。
やっぱり、ヒートはヒートなんだな。セラ第一。
このヒートの恋情も、リアルヒートとは違い、ヒート自身が獲得したものでしょう。

ゲイルの「傷ついた」には噴き出しました。
シエロともども、絶望的な状況の中で、本当にありがたい。
この場だからこその軽い物言いも含めて、本当に良い奴らです。
仲間に恵まれたね、サーフ、セラ。

空港施設を攻略し、最後にゲイルが離脱します。
あえて言うのなら、ここが三つ目の真相判明ポイントなのかな。
もうこの段階では、察していた部分ではありますが。

情報は世界を巡り巡っている。
死んだ人の情報も、輪廻している。
その巡った情報がジャンクヤードにて、ゲイル=デイビットや、大佐や、ジョージ・ブラックとして輪廻した、と。

ゲイルの顔がデイビットそのものだったのはただの偶然だったのかな。
ジャンクヤードの人々は全然別人の情報が入っていると表現されていたし、大佐も本来の顔とは違ってたわけだし。

シエロも離脱します。
OPムービーのシーンここかあ……。ものがなしい……。

そして舞台は太陽へ。

ラストダンジョン:太陽

一応知ってはいたけど……本当に合体した……。

セラフはサーフとセラのステータスの高い方を反映するとのことで、比べてみました。
力、体、魔、速、運と。ちゃんと全部高い方取ってあるようですね。

ラスダンが長いのは覚悟してました。
アバチュ1でも長かったし。

面倒なので攻略も参考にさくさく進め、各ボスにはさほど苦戦せず。
道中の雑魚には何度も何度も何度もころされましたが。
魅了がこわい。魅了されると無理。シエロがスタメンなので敵に無限行動されてしまう。

で、ですよ。
メーガナーダですよ!つっっよいいいいい!
六回くらい挑んでは負けを繰り返しました。攻略見てるのにも関わらず!

HPが赤になってから状態異常技使ってくるじゃないですか。あれが駄目でね。
シエロくん、神経デストロイヤと混乱デストロイヤは持ってたんですが、魅了が防げなくてね。
シエロが駄目なんだなとアルジラに入れ替えてみましたが、やっぱり魅了されて負ける。

諦めてシエロのマントラ上げて魅了デストロイヤ取りました。
それで何とか撃破。

アルジラとヒートは控えです。
ヒートのみ逃走アクセラ持ちだったので、ラスダン道中&マントラ上げ時にはスタメンでした。
ゲイルはまだ電撃ストロンガ持ってませんでしたが、どうせ雷火対策で電撃ドレイン切らさないしまあいっかと思いましてこの状態。
メーガナーダのおかげで電撃ストロンガのマントラマスターできましたので、ラスボス戦にはつけていけました。

ラスボス時↓

ラスボスは攻略情報見ずに行きました。
ラスボスにも1回は負けたんですけど、まあ、メーガナーダの方が強かったですね……。
補助さえきちんとしておけば問題なかったです。セラフがアイコン消費1つでリンゲージのラスタキャンディ(にあたるやつ、突撃の狼煙だったっけ?)、ランダマイザを頑張ってくれました。
1回負けた原因はデカジャデクンダをしなかったからです。ランダマイザじゃ追いつかなかった。
デカジャデクンダは持ってなかったので、デカジャは石で、デクンダはリンゲージで対応。
敵が補助かけるタイミングで死ななければ何とかなった。

最後はうまく理解できずでした笑
たったひとつの情報(ことば)って何だろう?
まあハッピーエンドらしいからいっかー。でもよく分かんない。

ラスボス直前の黒猫の意味深な発言にヒントがあるのかな、どうなのかな。

「“気づかなければ”
彼らの哀しみと苦しみは終わらない
永遠に情報の循環の中で
輪廻を繰り返すだろう
哀しいことだけれどね
哀しいかい セラフ?」

>哀しい

「こればかりはどうにもならない
彼らが自分で理解しなくては ね…」

>よくわからない

「今は祈ろう 彼らの呪縛も
いつかは解かれる時がくることを…」

セラフと黒猫は解脱して輪廻の外にいったということなのだろうか。
P3ラストの命の答えに辿り着いたみたいな感じなのかな。

何はともあれ、子供達がわちゃわちゃと駆けていくシーンは幸せでした。
あれはリアルサーフ達なのかなあ。どうなんだろう。でもセラもいたんだよなあ。ということはAIサーフ達の輪廻なのかな。
わかんなーい。小説読もうっと。

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クリア時間は32時間41分49秒でした。

※続き(おまけ)のキャラ台詞&雑感はこちら

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