FF12 プレイ感想⑩ 古代都市ギルヴェガン

「FINAL FANTASY XII THE ZODIAC AGE」
感想&設定メモ書き。
ナンバリングも増えてだいぶ長くなってきましたが、そろそろ大詰めです。

古代都市ギルヴェガン

フラン曰く、この場所のミストは冷え切っている、と。
ヴェーネスの気配と似ているらしい……。
それにしてもフランが完全に便利枠だなあ。もやる。

一般ピープルのパンネロも、ラーサーとの繋がりがあるんですよ。
ヴァンも適度に声出して一行を引っ張ってるし。

なんだろな、他のメンバーは旅の間の関係性とか、仲良くなってる感じが描写されてるんだけど……。
フランだけ、バルとの関係性しかよく見えないのがあれなのかな。
孤高のヴィエラだから仕方ないのかもしれないけど……。
ヴァンに年齢聞かれた時くらいですかね、仲よさそうな描写。

それはともかく。

ラスラがいますねー。
幻妖の森でもギルヴェガンでも、アーシェ以外には見えない、ラスラの幻影か……。
「アーシェには 見えてるんだ」
むしろ、ヴァンは以前、なんで見えてたんだろう。

ダンジョンを進みつつ、面白いよな、と言うヴァン。不安はあっても楽しみだと。
君は良い空賊になるだろうな、とバッシュ。
うん、いいよね、ヴァンのこの感じ。

最奥にて、『不滅なる者の円卓』とやらに、アーシェだけが招かれます。
そこにいた異様な存在『オキューリア』が、そなたのみを選んだ、とアーシェに語りかけてきます。
アーシェが力を求めたから、なのかな……。

絶海の塔に眠る『天陽の繭』、それがすべての破魔石の源。
覇王の遺産である三つの破魔石は、そこから切り取られたもの。
『覇王の剣』は破魔石を切り取るため、オキューリアからレイスウォールに与えられた剣だった。
オキューリアはアーシェに「父祖と同じ道を歩め」と言い、新たな契約の剣を授ける――。

ここまではいいんですよ。
音楽もFFっぽく、選ばれし正義の勇者っぽいんです。

しかし、この『契約の剣』で繭を切り取り、破魔石を手にしてヴェーネスを討て、というオキューリアらへ。
アーシェが「ヴェーネス――あなた方と同じオキューリアですね」と尋ねると……。

「異端者だ!」

ばばーん!オキューリアのどアップだ!
この「異端者だ!」の台詞、だいぶ食い気味で鋭く来るんですよね。
えー、こわーい笑

曰く。
破魔石はオキューリアに選ばれた者だけが手にすべき力なのに。
ヴェーネスはその秘密を人間に教え、まがいもの(人造破魔石)を作らせている。
「偽りの破魔石を掲げる者どもを許してはならぬ。我らが授ける真の破魔石をもって――滅亡の罰を!」

滅亡、という強い言葉に、流石に驚くアーシェ。
そこに現れるラスラの幻影!

曰く。
「人の子は常に歴史を狂わせる。短すぎる生に焦り、くだらぬ欲望にかられ、あやまちを重ねつつ、滅びへとひた走るばかりよ」
「我ら不滅のオキューリアが無知なる人の子を導き、時には罰を下してこなければ――イヴァリースはとうに滅びていた」
「我ら不滅なる者には正しき歴史を定める義務がある」
「我らに選ばれし者には、正しき歴史に逆らう者に罰を下す義務がある」
「王女よ、そなたは選ばれたのだ。国を奪った者どもに復讐を遂げ、救国の聖女となれ」
「選ばれし者の義務を果たせ!」

どうも、これまで現れていた『ラスラ』はほぼイコールでオキューリアだったのかな。
ということは……ヴァンに見えていたのって、ヴァンにも『選ばれし者』としての素質があったってことじゃないか?
でもヴァンは「兄さんは戻らない」と未来を向いたから……。
過去を見て力を求め続けたアーシェが選ばれた……。

まあ、オキューリア達、いいもんではないのは確実ですねえ。
勝手にさせろー!

しかし、アーシェは剣を手にしました。
不滅なる者の円卓は消え、みんなが戻ってきます。
声だけはみんなにも聞こえていた模様。

「なんなんだよオキューリアって。わけわかんない命令ばっかでさ」
あーーー、ヴァン安心するーーー。

「言われたとおり復讐するの?」と静かに尋ねるのはフラン。
「彼らは神にも等しい存在かもしれませんが――殿下、私は反対です。帝国といえども、滅ぼすなど」
バッシュは立場を明確に反対してくれました。
アーシェもわかってはいるんだろうけど。

シドはおびき寄せただけで、自分は来ないっぽいです。なんなんだ!

「歴史は人間の築くもの――あいつの持論だった。オキューリアの石で動く歴史なんて、あいつには我慢できないはずだ」
「あいつ――ずっとヴェーネスと話してたんだな」
「おかしくなったんじゃなかったんだ」

静かに語るバルフレアが切ないです。
おかしくなったんじゃなかった。それが、バルにとっては大事だったんだな。

幕間

さて、ところ変わってヴェインサイドです。
兄をなんとか止めようとするラーサーもいます。元気そうで良かった。

ヴェイン、「必要な戦い」とかまた言ってる……「必要」ってやだなあ……。

アーシェが戦い(復讐)を求めるか、恨みを飲み込んで平和を求めるか。
見極めるためにガブラスを派遣するようです。
この後こいつとボス戦ってことだな!わかったぞ!

ラーサーは、アーシェを信じているし、ガブラスの目を信じている、と。
曇りのない、優しい少年。
ヴェインもラーサーにだけは、彼なりに優しいんだよな。

ラーサー・ガブラスが退場した後は、ヴェイン・シド・ヴェーネスの会話。
オキューリアの破魔石など制御できない力だけのものだ、と馬鹿にするシド。
あれのために国ふたつ攻めた、と窘めるヴェイン。
犠牲には感謝しとるよ、とシドはぶれないですねー。

「私は助言を与えたに過ぎない。あれを完成させたのは君たち人間の力だ」
「素晴らしいものだ――わずか6年で」
「人間の情熱は想像も不可能も越えて進む」

オキューリアの管理世界のことを知ると、この人達も、まあ理解できなくはないんですが。
でもねえ、そのために「必要」だからとやっていることがえぐいんだよな……。
「踏み潰してでも進む」らしいですから……。

あと追加の新情報としては、オキューリアの王はゲルン王と言うらしいです。

「ヴェイン 君のために祈ろう。高みへとたどりつけるように――」
「たどりつくさ」


「この私にふさわしい場所へな」

暗転からの悪役ムーブでこの幕間は終了。

ギルヴェガン編はやっぱり長くなりましたね。
あとはラスダンとラスボスです。
続きは次の記事で。

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