誰かにとっての「世界」とヒカセンが抱えていくべきこと:FF14漆黒のヴィランズ(~パッチ5.0)感想

これはやっぱりちゃんと言語化して残しておかないとな、という気持ちになりまして。

「FINAL FANTASY XIV」
追加パッチ「漆黒のヴィランズ」(Win)
FINAL FANTASY 14 漆黒のヴィランズ タイトル画面

感想記事になります。
記事中のスクショは © Square Enix です。

クリスタリウムで過ごす夜

そもそもですよ。
クリスタリウムでの最初の晩ですよ。

お、お前、お前は……!!!!

私、元々ね。
闇の戦士一行のくだり、めちゃくちゃ好きだったんですよ…!
本当にあそこのシナリオ、すごい好きだったんです。

自分の世界を何とか救いたくて、身体を捨ててまで渡ってきた英雄達。
自分達のやってきたことは無駄だったのかという悲しみの一方で、積み重なった犠牲に裏付けられて、後にも引けなくなっていった、その決意。

最早正しくなんてないと自覚していて、だからこそとても露悪的で。
それでも、第一世界のわずかな欠片でも、救いたい、救われてほしいと手を伸ばす……。

光の巫女と共に去っていった彼らに幸あれと……思っていて……。

う、うわー!
で、で、でてきたー!

光の巫女も仲間も消えたって聞いた時には、心臓がひゅっとなりましたけど…。

あれ、ミンフィリアさん…?
いやでも二度と出てこないってことはないでしょ、と軽く考える気持ちもありつつ。

いや…ヤミセンもきっついな……。
意識なくさまよっていたとはいえさあ……。

なお、このヤミセン改めアルバートとの会話でお腹いっぱいになって、その日は「今日はここまで!!!」とメインクエ進行を止めました。

そして「そのくらいでお腹いっぱいになっててその先続けられるの…?」と言われる。しらぬ。

大罪喰いと光の加護

まずはアリゼー、アルフィノと合流。
とりあえずアリゼーから先に行きました。

(……いや、なんか、アルフィノは放っておいてもある程度大丈夫という信頼が形成されているのだけど、アリゼーは結構こう、精神的にきてたし、心配で……)

そうして少しずつ、この第一世界の問題を知っていきます。

罪喰いという存在。
人が罪喰いに変じていくという非情な現実。

その現実に直面して生きざるを得ないアム・アレーンの人々がおり。
他方、ユールモアの人々は享楽にふけり歪んだ社会を形成している。

アルフィノのこれ格好良かった!
やっぱりたくさん勉強してるからね、皮肉の語彙もこういうのすっと出てくるのいいですね!

さて。
一つ目の大罪喰いを倒した後で、説明が入りました。

大罪喰いが死に際に放つ力は、倒した者(というか死んだ時に近くにいた者)を大罪喰いに変えてしまうと。
しかし、光の戦士であれば、「光の加護」を持っているから、その力を相殺できると。

……んん…?

ここ、いまいち納得できなかったんですよね。
相殺って、逆方向のベクトルですよね?
光と闇なら分かるんですよ。1と-1で0になる。
でも、光に光ぶつけても、それは1+1で、0にはならなくないか…?

右から来たビームと左から来たビームぶつけたら相殺できるから、そういうこと?
…いや、それはそれで大爆発に至るような気も……??

そして、水晶公は「誰か」を救いたい。
うーん、この手のお話のパターン的にはヒカセンのことか?
それともヤミセンのことか?

水晶公がグラハである可能性はそこそこ高いと思ってたんですけど。
でもクリスタリウムでグラハ?って問いかけても「誰そいつ」みたいな反応してたので、あれ~違うのかなあ、とも思っていた。
いやいや、やっぱりグラハか……?

いやしかし、でもなあ。
この「誰か」がヒカセンのことだとして、グラハとそんなに距離近かった記憶はないんだよな…。
むしろ似た境遇のウネとドーガや、一緒に探求してたノアの人達の方が、ヒカセンよりもグラハとの関係は深い気がしてた。
あとヒカセン不在中にもグラハとやりとりしてたはずのガーロンドの面々。
ヒカセン忙しいからさ……ずっとモードゥナに貼り付いてたわけじゃないし……(ジョブクエとかジョブクエとかジョブクエとか)

いやあれか?最後の「あんたの名前を探すよ」が実はそういうことだったのか?
確かに「俺を導く光となる」とも言ってたけども……?
「ヒカセンはどうせエオルゼア三国で相当有名人になっちゃってるし今後も英雄活動続くから、どうあがいても歴史書に名前残ってるよね!とりあえず起点として探しやすいよね!」くらいのテンションで私は聞いてたんだが。

いろいろ考え込んでましたが、まだこの時点では、水晶公はグラハではないと仮定して、アルバートなりを救いたいのかな、と考える方がしっくりはきていた。

ていうか私がヤミセン達を救いたいんですよ!!本当な!!!

もしくは水晶公はグラハに造られた存在で、グラハを助けたい、とかもあり得るかなあ。
などと考えつつやっておりました。

ロールクエスト出現

そしてロールクエですね。
闇の戦士達が大罪人扱いされてるのしんどい、と思ってたところにね。

……ああああ、全部やらなきゃいけないやつですね!!!
各所で「全部」って言われた意味が分かったよ。
これは確かに全部…。

自分の話をしますと、忍者と学者がメインジョブなので、物理DPSとヒーラーは大丈夫でした。
学者おまけの召喚で、キャスターDPSも何とかなる。

問題はタンク。
本当はゆっくり戦士と暗黒騎士のレベルを上げて追いつかせる想定だったんだけど、悠長なことを言ってられないな、とここでようやく身にしみまして、60レベスタートのガンブレイカーを上げ始めました。
コウジン族とアナンタ族とクロちゃんありがとう。

とりあえずキャスターのロールクエがめちゃくちゃ性癖です。
学者しかやっておらず、召喚のジョブクエずーっとカチ無視してたのを慌ててやってきたけど、報われました。
具体的に言うと30ジョブクエ以降やってませんでした。さすがに35からの道のりは長かった。
でも報われました……!!

時を越えてしまった少年。ナイルベルトのかつての親友、テイナー。
そして、罪喰いになってもその友を探す思いだけが残っているナイルベルト。

親友というか、たぶん兄弟のような存在だったんでしょうね。

いやもう本当にね、年が離れてしまったの含めて性癖だが???
成長したナイルベルトと、かつてのあどけない姿のままのテイナーの対比めっちゃ良いんですが???

(↑はもうちょっと後のタイミングのスクショですけど、ここに貼っておこう)

イル・メグでの再会

さて、サンクレッド&新ミンフィリアに続いて、ウリエンジェさんも回収しまして。

セトとアルバートのくだりも良かったですね……。
切ないね……。
アルバートそこにいるよ、セト……。
ううう……。

闇の戦士達は災いを招いてしまったかもしれないけれど、それはきっと、どうあがいても許されない罪ではあるのだけど。
でもだからといって、誰かを助けたかったその思い、その善良さは嘘ではない。
あなたを慕うモノ達は確かにいたんだ。

善良さが悲劇を呼ぶのがつらいとこですけどね!!!

イル・メグから帰った後には、アシエン・エメトセルク、ついにファーストコンタクトです!
この人が人気ある理由は分かんないな、と思いながら進めていくよ!

なお、私は旧Twitterのおかげで半端な知識だけを持っているタイプのヒカセンです。
ゼノス出てきた時は「この人『ぜのぴ』って呼ばれてる人だな」と思ったし。
水晶公も初見で「この人がたぶん水晶公って人!」と思ったし。
エメトセルクは最初の方の印象は変な人だけどみんな後から好きになるらしい、とだけ知っていた。アシエンだとは思ってなかったですけども。

ラケティカ大森林での語らい

ヤ・シュトラの新衣装めちゃくちゃ良くないですか???
羽根イヤリングめちゃくちゃ良いね???

というのはさておき。
ヤ・シュトラさんはさっそく不穏なことを言っていますねぇ……。

そうですね。
光と光で相殺問題、答え合わせですね。

吸収してるんだ、ただ単に。
光の加護があるから耐えられているだけ。

うーん、これはなあ、一悶着ありそうだなあ。
ウリエンジェさんが対策考えているとは言うけれど(※たぶん裏に水晶公がいて水晶公も考えてるはず、たぶん)。
そんなのばっちりうまくいくはずなくないですか?
それがお約束だよなー。

壁画よ壁画……。
書いた人はどうなったのかなあ……。

アルバートは「自分でえぐったのならいい」みたいなことを言ってましたけど、やりきれないね、ここも。
アルバート自身、うっすらそうじゃないことは分かっていて言っていそうで。

そもそも光の氾濫で罪喰いになっちゃったかもしれない。
生き延びていたとして、時期的に、アルバート達がとやかく言われ出したことを知らないってことはないような。
えぐられる壁画を、その人が見ていたとしたら……やりきれない。

……ここまで、ずっと考えてきたんですけど。
皆、「自分の世界」を救いたいんだよな、結局のところ。
アシエンも、ヒカセンも、ヴァリス帝も。闇の戦士達もそうだった。
だからまあ、分かり合えないのは道理な気がする。

エメトセルクの言ってることは分かるんだけどさ。
本当はこうだったんだ、これに戻したいんだ、と言われたとして、それが普通だと思って生きてきた人間達にはなかなか受け入れられないよね、とも思うのです。
だって自分が生きてきた場所こそが、自分にとっての普通こそが、「自分の世界」なんだから…。

話は変わりますがファノヴの里のヴィエラ次女がめっちゃすきです。
ああいう「考えるのは任せた!突撃~!」みたいなキャラめっちゃ好き。
印章だっけ?を見せたところで、瞬間移動しながらためつすがめつしてるの、すごい可愛かった。
身体能力の無駄遣い…!

アム・アレーンでの討伐の間に

ヒカセン留守中のエメトセルクと水晶公、なんか意味深にラハブレアなどの話をしてましたね。
身体を乗り換えすぎると自分を失っていく。

……水晶公もそうなのかな?身体を乗り換えてるの?
クリスタルに覆われてる時点で、なんか妙なことはしてそうですけど。
やたらめったら長生きだし。
自分は人が生んだ対抗装置だ、みたいなことも言っていたけど、何だろう。

他方、アム・アレーンでの会話も意味深。
原初世界での諸々(ヒカセンの死とか、第八霊災とか)は、実はウリエンジェが視たものではない…?
となると、水晶公が第一世界に来た時だったり…?
水晶公、やっぱりグラハなのか…な……?

まあ、当初必修ではなかったクリタワがアプデで必修化されたことからして、グラハが漆黒なり漆黒追加パッチなりに出てくるのは確定なわけで。
ただ「グラハなのかな?」「いややっぱり違う?」をずーっとうろうろさせられる。
それも楽しいのだけど!
ほんとに気を揉ませる奴だな!

うーん、水晶公がグラハだとすれば。
100年後とか200年後とか、結構未来で目覚めて、歴史書を辿って過去を知り、なんとか変えたいと転移した感じなのかなあ。

そしてミンフィリアですね。
ミンフィリアとサンクレッドな。

いやー…改めて、ミンフィリア帰ってこないのか……。
そうなるだろうと、分かってはいた。
分かってはいた……。

正直なところミンフィリア本人にはそんなに思い入れはないんですけど(※ほぼ上司だと思ってた)、他の暁メンバーを思うと、って感じです。

でも、今を生きるリーンが最優先。
それは同意だから、せめてきちんとお別れができて良かったと思っています。

サンクレッドもよく頑張りました!
妹と娘、って表現してるところはじーんときましたね。

この人って、笑ってないと顔こわいんだよな。イケメンだけど。
無愛想にしてると一気に何考えてるか分からなくなる。
だからリーンとの一連のやりとりは割とそわそわもしてましたけど、穏やかな表情に戻って良かったね。
(でもさ、新生時代の若干のおっちょこちょいみは最近どこに行ったの!?笑)

あとついでにとてつもなくしょうもない話をすると。
ミンフィリア(大人)ってピンクとか淡い紫とか、パステルカラー系似合わないと思うんですよね…!
正直ずっとそう思ってたんですよね…!
あなたパキッとした色の方が似合うよたぶん!
※あくまで個人的な意見です。

光の巫女コスチュームも顔の周りに多めにピンクあるし…。
せめてあの白ドレスも膝丈じゃなくてロングスカートだったらもうちょっと似合ってたと思うのに、微妙に惜しい。

リーンはお洋服もヘアアクセもすごくよく似合ってるのにな、のお気持ちです。
ハイデリンなんかもっと似合う服着せてあげてよ~!

クリスタリウムへの帰還

アム・アレーンから戻った後で、ヒカセンは具合を悪くします。
…いやこれ大丈夫か?
ヤ・シュトラおかーさん……たすけて……。
(※手遅れとか言われる。おもしろい)

素直に休みましょう、ということで部屋に戻りましたところ、扉が叩かれました。

す、水晶公が!
そ、そわそわしている!
扉の前で、こっちに見えないところで、あからさまにそわそわしている!
声音も全然落ち着いてないよ!めちゃくちゃ心配してるよ!

ここまで来るともう確定かな、と思ったところで、あの夢ですね。

あーーーほらーーーそうじゃないか。
フォルタン伯爵の本を読んでる……。
第八霊災後の、終わりなき大戦の時代だよね、これ……。

うわあ、そうか、そういうことか。
そこから「来た」んだ……「視た」んじゃなくて……。
目覚めてヒカセンの死を現実として知ったってことか……うわあ……。

これってまさか、割と近い未来か???
技術がとっても発達した遠い未来から来たと考えてたので「これはウェッジの子孫とかかな」と一瞬思ったけど、いや、あれはもしかして本人という可能性の方が高いですか?
そうだとしたら、どれだけ頑張ってクリタワを開けたのか。
ああガーロンド、ガーロンドの人々よ……。

などと勝手に想像力をたくましくしてぐるぐる目になりながら、先に進むよ。

ラダー大昇降機

ウリエンジェさん…?
「その結末にはどうか、あなたの笑顔があらんことを。冒険の終わりには、別れがつきものなのだとしても……」
え、なになになに。
何があるんですか?こわいんですが?

それと、エメトセルクが言ってた「思い出す」も何……?
エメトセルク、真なる世界で分かたれる前のヒカセンと知り合いですか?
そうだとするとだいぶ話が変わってくるというか、何を抱えてんだこいつ???
憐憫とか同情ゲージ的なものが少々上がってしまいますけど??(私に憐れまれたくも同情されたくもないだろうけど!)

……いや、この話はここまでにしよう。落ち着こう。
どうせ答え合わせは来るんだしね。

で、この後ですよ。

えーーーん
うえええーーーーん…………

アルバートを呼んで一緒に昇降機に乗せるとこ……!
言葉にならない。
ヒカセンよくやった!という思いと、アルバートの在りし日を思う切なさが入り乱れる。

このシーンすっごい良かったです。
すっごい良かった。

一緒に乗ってくれて嬉しいのに。
アルバートが救われた気もするのに。
その一方でかなしい。

本当に良いシーンだった……。

あと、昇降機~巨大タロース制作のあたりは、夫妻のやりとりも良かったですね。
まったく妻に勝てないよねおじさん。
(そういえば、このへんについては事前に「そのうちおじさんとのギャルゲーが始まる。グッドコミュニケーション!的な」って聞いてたんですね。その時は何のことか分からなかったけど、「あ、始まったわ…」とウケてました笑)

最後の大罪喰い討伐へ

水晶公…………。
あんた、とか呼ばれてしまった…………。

このひと、塔の端末になっちゃってるのか。
ラハブレアみたいに身体を乗り換えた、というのとはちょっと違ったな。

未来の話もねぇ…物悲しい……。
あり得ない未来の話、のように語っているのが物悲しい。

あとね、英雄であるヒカセンに対して、公が言ってくれる内容は嬉しいのだけど。
アルバート達にもそんな人達はいたはずで、でも埋もれちゃったんだよなあ、と思うとそれもかなしい。

一方その頃エオルゼアでは、ということで、ここでゼノス関係のシーンが少し入ります。
ゼノスがきちんと皇帝らのところまで到達してて面白かった一方で、気になったのは、下の発言ですかね。

「今の不完全な形のままで我々に対抗し得るなど、おぞましき、許されざる進化だ。それはもはや、駆逐すべき「人ならざる者」である……」

エリディプスのこの言葉、なあ。
完全な人類であったあなたにしてみればそうだろう。
そうだろうけど、でもな……。
なんだかどうにも、苦い気持ちになりますね。

はい、さて。カメラは第一世界に戻りまして。

とうとうタロース出撃です!
おおー動いた!おじさんやるなあ!

そしてピンチを助けに妖精達もきた!
そうだよな、怒られると思ってたんだよ!

ヒカセンがちょっと悪めににやっとして「なんか怒られてる気がする…」とか言ってたのまじで本当にな。
フェオさん、これは悪い男です。わっるい。

皆の助けを得て無事にグルグ火山に突入しまして。
ダンジョンを駆け抜けた後は、続けてイノセンス討滅になります。
(フェーズ移行でイケメンになったのごめん笑ってしまった。確かに思い返してみると、顔立ちは良かったんだよな…!)

大罪喰いとしての名前が「イノセンス」なの皮肉だよね。
純真、無実、あたりか……。
そうね、一面では、そうではあったのでしょう。
なんというか、別にこいつ1人の問題じゃなくて、こいつはそう誘導されて育てられてしまってるからなあ。

そしてアルフィノはひとがいい。ほんとに。

で、ですよ。
イノセンスを吸収して……。
あ、やばい、閾値超えたか……?

ここから展開はぐるんぐるんですね。
えー水晶公何してんの、からの。
ウリエンジェさんの沈痛な顔。
水晶公のフードがとうとう脱げて……。

――銃声。

ここ正直心底「なんだ!?!?」ってなってしまったけど、ごめん、エメトセルクいたね?
忘れてたわ、普通にごめん。

エメトセルクの「心底失望した」の声音がまたいいですねー。
いやー…やっぱなんかあるな……分割前の古代世界のヒカセンとエメトセルク……。

グラハもなあ~~~。
いやもう本当に、本当にな……。
名前は、呼ばざるを得ないでしょう。
あそこの表情変化はめっちゃいい。

なんで一人で抱えて頑張っちゃったの……。

※余談ですが、「クリスタルタワーは紅い瞳のアラグ血族にしか制御できない」ってエメトセルクが言ってたの、そうだった!!!となってました。
なるほど確かにそうですね……!?
私が「グラハなのグラハじゃないのどっちなの」と考えてたのは何だったのか笑

そして目覚めて

あれ……?
目覚めたぞ……?
ここは…クリスタリウムの自室……?

どうやら、リーンの応急処置でなんとか暴走は収まっている模様。あくまで一時的な小康状態だけど。
説明してくれるアルバート、親切(便利)だなあ。

※ちなみに私事ですが、このタイミングで他DCに遊びに行ったり、ヒーラーのロールクエ80まで進めたりしていたので、「実は身体の中に光抱えててぶっ壊れそうらしいんだけど…」みたいな気持ちになって一人で面白がっていた。
※あとヒラのロールクエの最後な。ラニット……となった一方、一瞬のカットがすごい意味深!なんだあれ!

クリスタリウムの人々に顔を見せて回ってから、高台へ。

アルバート~~~!!!

やばい、感慨深すぎる。
アルバートがここにきて「お前に賭けよう」とまで言ってくれるの、あまりにも感慨深すぎる。

アルバートが言うじゃないですか。
かつての彼らは、戦う役目を、最後まで自分たちだけで抱え込んだ。
だから、人が一丸となって道を拓く様だけは、見ることがなかったんだと。

きっとヒカセンは、そうやって、他部族含めたいろいろな人々と力を合わせて進んでいかなければならないんだよな、と決意を新たにしました。

その後に来るフェオちゃんもいいね。
フェオちゃん本当に可愛いな…。

フェオちゃんの助言により、改めて水晶公の情報集めをしていたところ。
モーレンの台詞が面白かったです。

グラハ、隠せてない、バレてるよ笑
しかも「耳はともかく」って言ってるってことは、モーレンは耳にも気づいていたってことで、二重に面白い。

ライナに鍵を開けてもらい、クリタワの奥の部屋へと向かいます。
めっちゃ本があるなあ。賢人達みんなこうか。

クリタワ起動に関しては、普通に200年後でしたね!!!
最初に考えたので合ってたんかい!!!笑

とはいえガーロンドはガーロンドだった……。
ああガーロンド達よ……。

絶望の時代に語り継がれるヒカセン、ものすごいロマンですね。
その一方で、やっぱり対比として、アルバート達のことを考えてしまいました。

英雄として語り継がれるヒカセンと、大罪人として語り継がれた戦士たち……。
対比としては完璧だけど、ため息、ですねぇ。

テンペスト、地の底へ

アリゼーね、いつもね、いいよね……。
フラットに、地に足つけて言ってくれる。

アシエン達が取り戻したい大事な世界。
でも、馬鹿だよね…アリゼー、そうだね……。
それでいて、でも私だったらどうしたかな…と彼らの心情にも寄り添うから、本当にアリゼー好き。

テンペストは風脈が割とすんなりで助かりました。まあ最後のマップだからかな。
(蒼天・紅蓮・漆黒と、いつもメインクエの報酬風脈でそのマップのフライングマウントが解放されるように行動してる)
(イノセンス戦の後、ムービー明けシリアスな気持ちだったところに「フライングマウント解放!」のご機嫌なファンファーレが流れてきた時はちょっと笑っちゃった)

アーモロートの風脈クエ、面白かったなあ。
どうにもこのアーモロートの人々は、停滞の道を進んでるっぽい雰囲気が肌で感じられて。
あと先天的な欠陥があって魔力が少なすぎるとか言われるのも面白い。
我らは分割されてますからね!!!!

ヒュトロダエウスとの会話も良かった。
おじさん(?)説明ありがとう!

大事な情報がいっぱい出てきたのもあり。
やっぱり古代世界のヒカセンはエメトセルクと関係あったな、という答え合わせもあり。

十四人委員会の出した結論を聞くと、やっぱりちょっと怖いな、というのが正直なところでした。
生き残った内の半数が命を捧げて、ゾディアークを召喚した。
そしてまたさらに半数が命を捧げて、星を、人以外の生命を再生した。
そうして成り立った世界で……またさらに生命を捧げて、命を捧げた同胞たちを復活させる……。
犠牲に犠牲を重ねて、やっと再生した世界で、なおも、犠牲を重ねていく。
それでいいのか、って意見が割れるのももっともだと思う。

それでも、そうまでして、「自分の世界」を取り戻したい、のだよなあ……。
何とも言えない。
失われたものを追いかけ続けたのがアシエンだというのか……。
その失われたもの達が「取り戻せるもの」だからこそ……。

世界に対する責任と、失われた仲間を取り戻したいのとが入り混じってるのかな。
理性的な義務感と、感情的な寂寞。

なんと言っていいのか分からないな…。
お前らの感情に我々(ヒカセン含む、今を生きる人類)を巻き込むなよ、って思いもあり。
友人や大事な人達を、世界ごと失ってしまったの可哀想だよな、そりゃ取り戻したいよな、って思いもあり。
こちらはこちらで譲れないので、なにかを言うことが難しい…。

「世界は……私たちのものだ」
ダンジョン突入前のムービーで、エメトセルクがそう言ってましたけど。
結局これは世界を巡る戦いで、誰もが自分の世界のため、自分の愛すべき人々のため、世界の覇権を取ろうとしている。

でも、それで…いいのかな……?
そうも思うわけで。

今の人々が愚かで弱すぎるのは、確かにそうなんでしょう。
でも、アルバートだって言ってたじゃん。
それでも協力し合える。進んでいける。

そうやって、古代人も現代人も、未来に向かわないといけないんだとは思います。
そんなの理想論すぎるよ、ともね、自分でも思いますけど……。
暁月とかで、そういう風に帰結するといいな……。

「違うと言うなら、証明してみろ。お前たちが私たちよりも強く、残るべき存在であると」か……。

たぶんね、エメトセルクは相当人に混じって生きてきたから、人の悪いところを本当にいっぱい見ていると思う。
でもそれだけ人に混じってることや、ヒカセン一行への絡み方を考えると、良いところもきっと見てきているはずなんだよな。
エメトセルクにとっては、悪いところが多すぎて、良いところはごくわずかだったのでしょうけど。

そのうえで、しかし最終的に、判定基準は「種としての強さ」でしかなかった(それしか残らなかった?)のかあ。
なんとも…寂しい感じがします。

そして、ハーデス討滅後。

白く光る斧…………!!!!
アルバート…………!!!!!

一緒にいないけど、一緒にいる。
ああ…………。

失われてしまったものはやはり悲しく。
しかし、残されたものを抱えていかなければ。

ラスト、ヒカセン達の帰還とあわせて、闇の戦士一行のカットが入ったの、感無量でした。

ああ、寂しいなあ…………。

おわりに

というわけで漆黒のヴィランズ感想でした。

画面の前の私は、終盤、ヒカセンが光に侵されて負けそうになるとすぐ「アルバートーーーー!!!たすけてーーーー!!アルバートーーーー!!!」と叫んでましたが、それも含め良い思い出ですね。

まだ5.0が終わったとこなので、追加パッチ分として漆黒のストーリーはもう少しだけ続くんじゃよ。
また叫ばされるのかもしれない。
なんか原初世界側も留守中にいろいろ起こってますし。
(タタルとクルルに捕捉されるエスティニアンはめちゃくちゃ面白い)

とりあえず粛々と、まだ終わっていないタンクのロールクエのためにレベル上げしましょう(今75レベ)
あとミーン工芸館も。あと日々のルレも。あといろいろ遊ぶのも。

FF14をやり始めてから、他のゲームをやっている時間がぜんぜん全くなくなったのは悩ましいところ…。

でもこの歳になって、新しく人と知り合って一緒に遊ぶことになるとは正直思わなかった。
元々「ストーリー良いらしい。MMOだけどある程度ソロでもできるらしい」で始めたタイプですし。
同じゲームしてる人がいっぱいいて、その中には遊んでくれる人達までいる。すごいよなあ。
今とても楽しいです。

なお、うちにいるもう一人のヒカセンは、「今あなたはエメちゃんがとても好きになる道のりを歩んでいます。早く暁月をやるんだ!」とわけのわからんことを先日言ってました。
ご多分に漏れずエメちゃんが推しらしい(ていうか呼び方エメちゃんなのか……)

あー、うー、軌跡の発売日いつだっけ…?いつも通り9月だっけ…?
それはさすがに発売日からやる……。

それまでに頑張って黄金まで進みたい!な!(フラグ)

おまけのウリエンジェさん↓

5.5までの感想も書きました

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