FF9プレイ感想

前年の話を新年にやるパート2~!

「FINAL FANTASY Ⅸ」(PS4)

言わずと知れた、ファイナルファンタジーのナンバリング作品です。
2019/12/17にクリアしました。

実は12月中旬、インフルエンザで一週間休んだんですよ……。
9日月曜夕方~13日金曜ですね。土曜は仕事行けましたが。

仕事を他の人に丸投げする罪悪感とともに、一気に進めたよね……。
トレノ(PSPでいうところのDisc2最初相当)でしばらく止まってたのを、最終盤(Disc4相当)まで一気にやりましたからね!

ちなみに、トレノで止まってた理由はカードゲームひたすらやり過ぎて飽きたからでした笑
カードゲームはメインじゃないんだけど、トロフィーあったのでついつい……。

システム、戦闘について

シナリオ上、キャラが入れ替わり立ち替わり、まんべんなく操作できるの良かった。
エーコ、サラマンダーは加入が遅いのであんまりそういう強制パーティーインはなかったけど、クジャアジトがあったし。クジャアジト楽しかった。

装備でアビリティ修得していくのも面白かったです。
トランスは強いけどあまり使いこなせず。トランスしてるけど盗みたい!とかね。

正直、一番苦戦したのは、序盤のギザマルークの洞窟です。ジダンとビビと2人で行って、とてもつらかった。
寄り道してクイナを仲間にしなさい!と助言を得て、3人パーティーにしたら、楽になった。

逆に終盤はアビリティ揃ってきて、あまり苦戦しなくなっちゃった。
まあやばそうな気配がしたらレベル上げする、とちゃんと心がけてたおかげもあると思います。
隠しボスとか全然やってないし。
ダンダリアン頑張ってみた程度ですね。

ラストのパーティーはジダン、ダガー、ビビ、スタイナーでした。
みんな強いし迷ったけど……ジダンダガービビは外せなくて。となるとまあ、スタイナーかなと。
でも誰でも良かった~。みんな良かった~。みんな強い~。

ストーリーについて

全体的には古きよきファンタジーという印象ですが、独特な部分もあり。
作られた存在が意志を持つこと、が根底を流れ続けるテーマだったのかな。

謎の少年、ビビ。
クジャに操られる黒魔導士兵、またはクロマ族。
そしてクジャ、彼と対をなすジダン。

ジダンが、自らの真実を知ったビビを勇気づけて。
ビビはクロマ族のために、その尊厳のために戦う。
クロマ族をあざ笑ったクジャは、後に、自らも同じ運命と知ることになる。

ジダンにはびっくりしたよ。
正直なところ、「実はどこかの国の王子でした~!めでたくガーネット姫と結婚できるよ!」という展開を予想してた。
全然違うじゃないか!
FF10のティーダも可哀想だったけど、君も実はえぐられる真実持ち系主人公だったのか!

明るくちゃらく、きっぷの良いジダンが、仲間達を置いて、一人きりで進もうとするのが……せつなかった……。

そのジダンに対するビビの発言が、とても良かった。
自分が作られた存在だなんて、ビビも凄くショック受けてたよね。
でも、ジダン達がいたから、ビビはやってこれた。
そのビビが、今度はジダンを勇気づける。
巡り巡るんですね。

クジャは最初わけわからんナルシー悪役だと思ったものですが笑
クジャが何者か分かってからはなかなか味のあるキャラだと思って見てました。

定められた機能、使命に抗い、おそらく「作られた」ことにコンプレックスもあった。
だからこそ何者をも超越する力を求めた。
力は手に入れた、しかし、かつてあざ笑ったクロマ族と同様に、彼自身も、作り手に定められた短い生命しか持たない……。

だからってテラもガイアも道連れにするなんて、認められないけど。
でもその嘆き、絶望は……分からないでもない……。

彼のやりようは基本的に鬼畜外道ですし、許せるような次元ではない。
許せるジダンがすごい。

特に、クロマ族を「作り出す」のがすげーなと思いました。
「作られた」葛藤は彼が誰より知っているだろうに。
いや、「作られた」ことがコンプレックスだからこそ「作った」側面もあるのかな。

ジダン、ビビ、クジャの話ばかりしてしまいましたが。
他のキャラもいい味だしてました。

甘ちゃん王女で、でもそこが身近に感じられるダガー。
偽名ダガーにはびっくりさせられましたが。デフォルトネーム正義な私が、ちょっと変えようか迷ったくらい笑

今回の旅で一番ものを思ったであろうスタイナー。
頭固いけどいいやつ。頭固いけど。

クイナ好き!クイナ!
特にジダンと二人での祠攻略は癒し!
青魔法は修得めんどいけど結構強いです。

誇り高きフライヤはパーティーの良心でした。
なんとか様のことはもう少し掘り下げても良かった気がする。いきなり記憶喪失で登場して、最後いきなり和解してるし。

エーコはませたところが可愛い。悲惨な境遇なのに歪まず曲がらず明るい子。
リボンのことは終盤まで猫耳だと思ってたよ……。

サラマンダーはちょろい人でした笑
君がジダンの過去とか故郷とか知ってるのかとてっきり思ってたよ!全然違ったし因縁しょうもなくて笑ったよ!

あとはタンタラスの面々とかミコトとか、母上とか、シド大公とかね!
ソーンとゾーンは結局何だったんだ…?ただの非道ピエロだったのか。

ラストはハッピーエンドでめでたしでした。
ジダン行方不明期間が長くてびびってましたが、無事にめでたしめでたしー!

ビビ?わらわらは可愛くおかしかったけど、ビビ本人は……。
やはり活動限界を迎えたんでしょうか。
どうなのかな……。

でも、ガーラントが器としてのジェノムを作ったり、クジャが兵器としての黒魔導士兵を作ったりしたのとは、あのビビ達は違うと思うから。

ビビの子らが強くたくましく生きてくれることを望みます。

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