ずっと気になってた噂の猫ちゃんゲーム、年末年始セールで購入したんです!
思ったより長くもなく、2日でクリアできましたので、記念すべき新年1発目のクリアゲームとなりました。
「Stray」(PS5)
死にまくったけど、プレイ時間は10時間行ってないと思う。
プレイする前は、サイバーパンクな世界を迷子の猫ちゃんが旅するシナリオだと思ってたんですよね。でも、ちょっと違いました。
サイバーパンクというよりは…ええと、終末世界、でしょうか。
もっと言うと、終末後の世界?
多彩な終末後世界を、猫的動きで探索するのが面白かったよ!
探して見つけて謎解きして。
そうやって進むのが気持ちよかったです。
ただ、一部には、怖いポイントもありましたけども…。
びびりにはドキドキハラハラがつらいのです。
まあでもしかし。猫ちゃんは可愛い。
そしてドローンも可愛い。
そして、思いがけず固い人類を推すことになりました…!
以下から感想です。
特にネタバレには配慮してません。
Stray感想(前編)
インサイドウォール
まず勘違いに気づく
あ、家族って猫の家族か!?!
「家族とはぐれた猫ちゃんが旅する」ってことだけ知ってたのですが、てっきり飼い猫で、家族は人間の家族なのかと思ってました。
人間中心に考えてしまってた!
猫家族と廃墟を進む
最初のインサイドウォールは自然豊かな廃墟で、操作のチュートリアルがメインですね。
黒猫ちゃんが後ろからついてくるので、おそるおそる怖がり風の挙動に見えて可愛かったです。
いやー、それにしても猫として廃墟を歩くのは楽しかったです。
猫の動きは、少しゲームらしいぎこちなさがあるというか、ロボットめいてるのですが、段々気にならなくなりました。
かーらーのー、落下ですよ!
落ち方が壮絶すぎていくら猫とはいえ…感がありました。
相当な高さから落ちてますよね…。
デッドエンド
地下世界の探検、初めての死
落ちたと思ったらいきなり暗いとこ来た!
ゴミ捨て場感が強い。
進んでいくと、ちっちゃくてぴょんぴょんしてるやつが現れます。
これ、誘導してくれてる味方系かと最初は思ってたんですよね。
その後に出てくる「Follow Me」などのモニター表示は、なんとなく怖かったですし。
猫ちゃんの動きを追いかけてくるカメラのことは警戒してました。
こっちが敵だと思ってた。
しかし逆ですね!!!
群れたちっちゃいのとの追いかけっこめっちゃ怖かったんですけど!!
当たり前のように死に、ゲームオーバーとなりました。
いや、このゲーム、こんなゲームだったんですね…!?
結構怖いうえに、プレイスキル求められるじゃないか。うわー、まじか。
最初からこれでは、先が思いやられます。
ドラム缶に苦戦するという伏線
なんとか逃げ延びて進んでいって…。
ドラム缶のところで、少し詰まりました。
ここらへんはまだチュートリアルの一部のようで、色々と操作説明してくれるんですが。
ドラム缶のところに到着してうろついてると、「にゃーって鳴くのは○ボタン」的な表示が出たんですね。
で、にゃーって鳴いたらカメラがうんうんって頷いてくれる。
※ここでやっと「あーこっちが味方かー」ってなりました。この前までの部分でも、鳴いたところでは何か誘導してくれてたんですかね?ちゃんと見てなかった。
でもカメラさん。
そこに行けば良いのはわかるけど行き方が分かんないのよ。
本当にどうするのか分からなくて、ドラム缶に飛び乗って降りて飛び乗って降りてをひたすら繰り返してました。
飛び乗り続けても、悲しく鳴き続けても、意味はないです。
ドラム缶の中に入って動かすのです。
入って動かすのか、と気づいた時は感動しました。
あー!なるほどー!
ーー後々ドラム缶がとても心強い味方になるなどとは、この時は思ってもみなかったのである。
アパート
電源にも苦戦
外の探検から、屋内へ。
適当に動き回って電源のつけ外しは早々にできたんですけど。
その電源をはめる正しい場所がどこなのか察せず、しばらくうろうろしてました。
ヒントくれーって鳴いても、カメラさん、ここでは何も教えてくれないし。
欲しい時に欲しい情報が得られない…。
※自分で考えないとゲームにならないのでちゃんと考えましょうね(マジレスセルフ)
まあ何とかはめるところも分かり、無事に相棒ドローンちゃんをゲット!
このドローンちゃん、とっても優秀ですね。
パスワードでロック解除するとこは楽しかったです。
ライトで暗がり照らしてみて、「あった!」となるの気持ちいい~!
砂浜が何だって?
出た先で、砂浜の画像を発見し、ここで初のメモリーを取得。
正直このへんはよくわかんないままドローンの台詞を見てたな、って記憶があります。
砂浜が…?ん?
だからどうした?ってなってた。
外に出られなかったんだな、ってことだけが分かったんですけど…。
ただ、この段階ではあんまりぴんと来てなかったです。
スラム
再びの勘違い
砂浜を横目に抜けて、進んでいくと。
おや?ロボットだ。
あ、なんかこのシーン見たことある。
PVで見た気がするぞ。
と、曖昧な記憶で勘違いしてて「ここは確か横手から爆発するんですよね。私知ってますよ~」と得々と進んでおりました。
…爆発しなかったですね…。
何を勘違いしてたんだ。
どうも、警報サイレンの不吉な赤い印象だけを覚えていたようです。
ともあれ、あれがまさか猫ちゃんを警戒してのサイレンだったとは!
PV見た時も、確か、猫ちゃん以外の何かにロボットが襲われるのかと思ってたような気がします(さらに曖昧な記憶)
人類?との遭遇
猫と和解せよ!ねここわくないよ!
と無害アピールをしたところ、警戒を解いてくれました。
そしたら、めちゃくちゃ人が出てきて猫はびっくりしました。
ここで思ったんですけど、「話しかける」じゃなくて「交流する」なのがいいですね。
1回交流したら名前が出るので、ついつい全員と交流したくなる。
ん?柔らかい肌が何だって?
…人類ほろびとるやんけ…!
などの驚きもありつつ。
スラムの探検
さて、Momoのところに行く前に、スラムうろうろ探索してましたが、迷う!
猫的上下移動のおかげでどこに何があるか分からない!
物々交換マンと交換したくてあっちをうろうろこっちをうろうろ。
自販機はどこだ~?
本いっぱいの部屋で鍵をゲットしたり。
バケツ投げてる人にちょっかいかけたり。
何これ、イタズラキャットのサブイベントかな?
と思ったら洗剤をゲット。
というわけでポンチョもゲット。
よく分かんないけどおばあちゃんありがとう!
※このへん、普通にサブイベントだと思ってやってたので、後で「これか~」ってなりました。
※鍵は取ってたけど金庫は開けてなかったので、Docの部屋は再訪しました笑
後の推し・Momoとの出会い
Momoは、カラフルでファンキーな格好だなっていうのが第一印象です。
アウトサイダーだからでしょうか。
格好に反して、当初は、なんか暗い感じの兄ちゃんでしたけど。
だんだん元気になっていくと末っ子感もあった。
僕のお兄ちゃんお姉ちゃんは凄いんだ!的な。
ノート全部回収後には、Momoの部屋どこか忘れてしばらくさまよう羽目に。
もう、あなたもちゃんと目立つようにアウトサイダーマーク看板かけといてよ!
ルーフトップ
孤独にビルを登る
ええー…猫ちゃんだけで行かされるの…。
窓閉められた!戻れない!ひどい!
いくらドローンがいるとはいえ、ちょっと薄情じゃないですか。
ドアを閉めてZURKを閉じこめて、自分は飛び越えて逃げるとこ、どう抜けるのかがしばらく分かんなくて何度か死にました。
エレベーターのところも死んだっけ。
どうだったか忘れましたがたぶん死んでます。
あ、エレベーター乗ったところだったかそのへんで、なぜかZURKが溶けて「はて?」ってなったような。
操作どうこうというより、チキンなのでこういうドキドキハラハラスポットが苦手ですね…。
赤いところ嫌だ…怖い…。
遠くから見るとすごい高いビルに見えたんですけど、猫的挙動のおかげでそんなに時間かからず登れたのは嬉しかったです。
猫ちゃんって素敵。
最上階でトランシーバー取り付けしたらまたZURK来ると警戒してたんですけど、あそこは安全地帯でしたね。
帰り道はバケツがあって本当に良かった!
スラム パート2
楽譜とギターとポンチョ
あー良かった。安全な街に戻って来れた。
Momoに会いに行く前後で、金庫を開けようと四苦八苦したり、楽譜を探したりしてました。
ギターの人、なんか好きです。
なんとなく猫好き感がありません?猫に優しい人は好き。
オタクくんに金庫謎を解読してもらって、こいつにポンチョあげられるぞ!と気づきました。
(金庫謎はポンチョあげなくても解読してくれた。優しいね)
後々何かの修理イベントがあるのかな?と思いつつ、バーへ行ってMomoと再会&金庫謎の手がかり探し。
Seamusの家に行く前に残りの楽譜を…と探してたんだけど、楽譜6だけどうしても見つからず、つい攻略を見てしまいました。
えーそんなとこにあったのー?
その後は無事にトラッカーを修理してもらいまして(オタクくんの活躍はここか!)、Doc探しへレッツゴーです。
デッドエンド
Docを救え
ここもやっぱり猫ちゃんだけで行かせるのね…。
分かってたけど…。
びくつきびくつき進みましたけど、しかし、割とDocとの合流は早かったですね。
その後またヒューズ入れに行かされますが。
あ、そうそう。
Docの説明を聞いて思ったんですが、ルーフトップで謎にZURKが溶けたのは、紫外線を浴びたからだったのでしょうか。
なにはともあれ武器をゲット!
Docがシャッターの向こうで襲われてたところはびっくり&熱かったですね。
Doc~!今助けるぞ!
まあそもそも、そのシャッター手前で死んでたりもしましたけども。ははは。
まだ紫外線キャノンのチャージに慣れなくて。
親子の再会は感動でした!
Seamus良かったねー!
ひとしきり感動を分かち合ったその後は、Momoと一緒にいざ下水道へ、ということになります。
出口を見張る人が、もうスラムには戻れないよって丁寧に教えてくれて親切。
このタイミングで楽譜探しとかしても良かったのかもですね。
下水道
Momoと一緒に
今回は猫ちゃんだけで放り出されなかった!
Momo一緒に危険に踏み行ってくれるの嬉しい。
まあしょせん期間限定だとは分かってる。
でも嬉しいよ。
デッドエンドといい、下水道といい。
MomoやDocが一緒にいてくれると心細くないんだけどなあ。
ドローンちゃんも武器を得て心強いのだけど、なんというか、ドローンちゃんは猫ちゃんとふたりでひとつというか、主人公枠なので。猫ちゃんより小さいし。
猫ちゃんより大きな味方がいると、安心感が違います。
隔壁開けに行ってMomoの筏を待つところは、しばらく苦戦しました。
高いところから紫外線ビームをして卵を破裂させて、ZURKを殲滅してから隔壁開ける、というチキンプレイでクリア。
Momoとの別れ
Momoとのお別れがつらい…。
こんなやばそうなところを猫ちゃんとドローンだけで進むの…?
でも正直、こんなやばそうなところに、ここまで一緒に来てくれたことで、Momoの株が爆上がりでした。
だってこの場所、赤いとこだらけなんですもん(赤=危険が刷り込まれた)
ルーフトップではMomoに放り出されて拗ねましたけど、ここに来てくれただけでもう許す。
許すというか、おつりが来るくらいです。
単純なもので、この下水道で、もう一気にMomoが好きになってしまってたんですよね。
末っ子なのに頑張ってくれちゃって…いいやつだよ、本当に。
恐怖の卵&ぎろ目ゾーン
別れを惜しみつつ、一匹と一体は、下水道の奥へと進みます。
卵みっちりの分かれ道でメモリー取った後、道が分からなくてだいぶうろうろ。
内臓みたいなところが進行方向かと思ったのですが、どう探しても道がないし。
元の道(細いパイプゾーン)に行きつ戻りつうろついてたら、抜けられました。
あれ?方向勘違いしてたのかな?
大きいパイプを抜けると、うわー卵だらけ…。
ビームで卵潰してパイプまで逃げながらZURK殲滅、卵潰して逃げて殲滅、卵潰して逃げて殲滅…。
このあたりでやっと紫外線キャノンのチャージには慣れてきて、チャージを切らさないように小刻み放射で立ち回ることを覚えましたが。
それでも卵多くてめんどかった!
そもそも全部卵あけるんじゃなくて、無視して進むべきでしたね。
次の赤い通路も、また卵びっしりだったので、さすがにもう全部潰すのはやめました。
でもそうすると死ぬのだなあ。
下水道ではずっと、オートセーブが入るたびに「もういやだ~」ってなっておりました。
※セーブが入ると敵がいるってことなので。
ていうかぎろぎろ目こっわい。
内臓っぽいとこも怖かったけど、目がつくとひときわ怖い。
あれって大きなバクテリアになってるってこと?ちびZURK達の母なの?
人間主役のRPGとかだったらこのダンジョンのボスはあの巨大ぎろ目バクテリアですね。
正直戦わされるかとびくびくしてましたが、猫なのでそこまではやらされませんでした。
排水場の戦い
広い排水場(?)のドア開けも相当いやでしたし、ここでまた死にました。
最初は、あれ、意外とZURK出ない…?と思ったんですよね。
嵐の前の静けさだったー!
やっぱり出るじゃん!ここで来る!増える!いやー!
しかもドローンちゃんがオーバーヒートしちゃうし、うわーん。
ドローン無双は格好良かったけど!
ほうほうの体で逃げて何とか下水道から離脱。
ちなみにまた1回死にました。
ここで紫外線ビームとはもうおさらばなのですね。
ってことはもうZURK出ないの?ほんとに?
あいつら中層にも侵食してくるんじゃない?
修理イベント再びくるのかな。
いやー、武器があるとないでは心境が大違いですよ…もういやだ…。
ていうか下水道以降に抜けたアウトサイダーが2人もいるんだけど、猫でもないのによく抜けられましたよね。
アントビレッジ
久々の安全地帯
ああ、良かった、抜けられたんだ…。
赤く暗い下水道を抜けて、穏やかな緑が目に入る。
この対比いいですよね。ほっとしました。
アントビレッジはスラムに比べて狭かったですね。
街…というか、はぐれ集落なのかな?
植物が多く、平和な感じですが、それしか印象に残らなかった。
サブイベントもあんまりないし。
人々と交流&探索してたらお花集めすぐに終わっちゃった。
ここのアウトサイダーも特に印象に残ってないなあ。
テレビ!って感じ。
あと瞑想してたので、賢者枠なのかなと思ったくらいか。
なんかアウトサイダーにしては消極的に感じたんですよね。別に積極的に外の世界に出たい、みたいな熱意が感じられず。
いや、思慮深いだけなのかもしれないけど…。
うーん、でもこの瞑想さんも、アウトサイドに行くために、あの恐怖の下水道越えてきたんですよね。逆にZURKに襲われすぎてトラウマになったとか…?
いやしかし、よく下水道抜けられたな。後々出てくるClementineに引きずられて来たのかな、なんて、勝手に考えてしまったり。
あと、ここで下水道でメモリひとつ逃してたっぽいことに気づきました。
ここまで完璧だったのに!残念!
(まあこの後ミッドタウンでたくさん取り逃しますので、この程度は誤差でした)
後編に続く
【3/4追記】目次つけながら書き足していたら、一つの記事にしては文字数がめちゃくちゃ多くなってしまったので、ここで分割することにしました。
後編は主にパワフルお姉ちゃんClementineとの道行きになります。
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