ウィッチャー小説まとめ 各国陣営・帝国との開戦後展開など

ゲームやってて、改めて小説の内容が気になってきたのでまとめます。

正直、あたまのわるいことに、
「なんか政争起こってる~!なんか戦争起こってる~!わーいぐちゃぐちゃ~!なんかわからんけどたのしーい!」
としか思ってなかったので、どの国がどうなってどの人がどの陣営でとか全然分かってないんだな!

ハヤカワ文庫FT
「ウィッチャーⅠ エルフの血脈」
「ウィッチャーⅡ 屈辱の刻」

帝国後の開戦前後がメインなので、主に2巻の政争関係をまとめています。
過去のシントラ侵攻などは省略。

国と見なせばいいかなー?というやつは、便宜上、○○国という表記にしています。
地域名と国名と都市名と人名とあと砦とかの名前と……小説読んでてごっちゃになって(私が)分かりにくいので!

《前提知識:国・地域名まとめ》

■北方諸国・四王国
○ケイドウェン国(北東、ヘンセルト王)
地名:首都アルド・カレイ。ケィア・モルヘン。
この陣営にいる人:魔女サブリナ(イェンと仲悪い人)

○レダニア国(海沿い北、ヴィジミル王)
地名:首都トレトゴール。南国境ポンター川。学術都市オクセンフルト。ノヴィグラド。
この陣営にいる人:魔女フィリパ(ふくろう)、諜報員ディクストラ(太ったくせ者)

○テメリア国(海沿い南、フォルテスト王)
地名:首都ヴィジマ。エランダー公国、メリテレ寺院。
この陣営にいる人:魔女キーラ

○エイダーン国(南東、デマウェンド王)
地名:首都ヴェンガーバーグ。
この陣営にいる人:魔法使いラドクリフ(評議会)

■北方諸国・その他
○ライリア&リヴィア国(メーヴ女王)

○コヴィリ国(北方、エステラド王)※中立国
この陣営にいる人:魔法使いドリセルム&デトモルド兄弟、魔法使いカルドゥイン(評議会)

○ヘンフォルス国(北方、ニーダミル王)※中立国

○ポヴィス国(北方)※中立国

○シダリス国(エサイン王)※中立国
この陣営にいる人:魔法使いドレガレイ、魔法使いフェルカート(評議会)

○ヴェルデン国(エルヴィル王)

○スケリッジ諸島

○古代都市ゴルス・ヴェレン
大きな銀行がある。

○ヒルンダム
ゴルス・ヴェレンの近く。
ゲラルドが魔物討伐してたらしい村?

○アレツザ
魔法学院がある。

○サネッド島
魔法集会が開かれる。
ガルスタング宮殿がある。

○ブルッゲ(南方、ヤルーガ川を挟んでシントラの対岸、ヴェンズラヴ王)※ヴェルデンの一部かも?
地名:ブロキロンの森

○ソドン(南方)

■ニルフガード帝国(南方、皇帝エムヒル)
○シントラ(属州、ヤルーガ川を挟んでブルッゲの対岸、シリ王女)※元王国

○「フライパン」(コラス砂漠)
シリが放り出されたところ。場所不明。
フロリン金貨が使われる、南方の帝国属州群らしい。
ネズミの活動地域は国境辺りらしい。
たぶん近くにアマリロと、サルダ砦がある。

《サネッド島の魔法集会》

ヴィルゲフォルツ派(帝国派)の反逆を察知したフィリパ派(北方諸国派)が、先んじてクーデターを起こした事件、その一連の流れについて。

■フィリパ派(北方諸国派)
フィリパ・エイルハート(レダニア国、ふくろう)
キーラ・メッツ(テメリア国)→ガルスタングにて負傷
サブリナ・グレヴィシグ(ケイドウェン国)→ガルスタングにて負傷
トリス・メリゴールド(テメリア国)→ガルスタングにて負傷
ドリセルム(コヴィリ国、デトモルド兄)→ガルスタングにて死亡
デトモルド(コヴィリ国、ドリセルム弟)
ラドクリフ(エイダーン国、評議会)→ガルスタングにて死亡
諜報員ディクストラ(レダニア国)

■ヴィルゲフォルツ派(帝国派)
ヴィルゲフォルツ(魔法院)
フランチェスカ・フィンダベア(魔法院、エルフ)
アルトード・テラノヴァ(魔法院)→ガルスタング後、シリを捕まえようとしてゲラルドとフィリパに殺される
フェルカート(シダリス国、評議会)→ガルスタングにて死亡
リディア(ヴィルゲフォルツの助手)→死亡(拘束前)

■中立派
イェネファー
ティサイア・ド・ブリエス(魔法院)→拘束されガルスタングへ→後日、死亡
ドレガレイ(シダリス国)→負傷(スコイア=テル)
マルティ・セデルグレン(ビッチ治療士)
ヘン・ゲディムデス(魔法院、最高齢)→死亡(拘束前、心臓発作)
カルドゥイン(コヴィリ国、評議会)

■不在
マルガリータ・ラウクス=アンティレ(教師)

コヴィリ国のカルドゥインが言うには……(ウィッチャーⅡ P274)
「フィリパが夜中にヴィルゲフォルツを拘束し、ヴィルゲフォルツとフランチェスカ・フィンダベアが島に〈リス団〉を放った!そしてティサイア・ド・ブリエスが……すべてをめちゃめちゃにした!」
「すべては王たちがニルフガードと戦争を始めるためにフィリパがしくんだ陰謀だ!この機に乗じてライリアのメーヴ女王とエイダーンのデマウェンド王はニルフガードを挑発した!わかるか?」

その後キーラが語ったことによると、ことの経緯はこんな感じだったようです。

①フィリパ派蜂起、ガルスタング宮殿にヴィルゲフォルツ派及び中立派を連行
・早朝の不意を突き、フィリパ派(北方諸国派)はヴィルゲフォルツ派(帝国派)を魔力抑制合金の手錠で拘束。
・中立派も拘束?
・ヴィルゲフォルツ派と中立派は引っ立てられ、ガルスタング宮殿に集められる。
・フィリパ派は「ヴィルゲフォルツ派は帝国についた裏切り者」だと主張。
・中立派(というかティサイア)は「フィリパ派も北方諸国の王達に身売りした反逆者」だと罵る。「フィリパ派が王達が戦争するのを後押しした、ヴィルゲフォルツ派を拘束しなければ戦争は回避できたかもしれないのに」と。

②ガルスタング宮殿にシリ・イェネファーが現れ、預言を告げる
・ここに、シリを連れたイェネファーが登場。シリはトランス状態。昨夜、ライリア国&エイダーン国が帝国に侵攻したと告げる。また、ヴィジミル王が暗殺されたことも告げる。
・フィリパ派は若干仲間割れ?
・イェネファーはティサイアの命を受けていた中立派だった模様。

③ガルスタング宮殿大混乱
・ティサイアがヴィルゲフォルツ派を解放してしまう(戦争の回避、早期解決を求めてのことだと思われる)。
・しかしヴィルゲフォルツ派はスコイア=テルを引き込み、場が一気に混乱、戦闘状態に。
・ティサイアはフィリパ派を守り、ヴィルゲフォルツ派を説得しようとしたが、ヴィルゲフォルツは聞き入れず笑い飛ばす。ティサイアは我を失い一旦逃げる。

④その後(ゲラルド視点で語られた部分)
・ゲラルドがシリと合流、シリを逃がす。
・ゲラルドとヴィルゲフォルツが戦う。ゲラルド敗北。負傷した彼をトリスが助ける。
・ティサイア再登場。フィリパ派のクーデターは失敗した、出て行け、と言う。トリスの「彼を助けて!」という願いに答えて、ティサイアがゲラルドをブロキロンの森に転送したっぽい?

……文庫の解説も参考に、まとめてたらやっと分かったわ。
最初読んでた時はティサイアの動きよく分からなかったんだけど……そっか、たいへん誇り高いんだな、このひと。
戦争を防ぐのが魔法教会の役目だときちんと思ってる。
でもフィリパ派もヴィルゲフォルツ派も、彼女のようには動かない。

《ニルフガード帝国との開戦後、各国の動き》

・ニルフガード帝国(エムヒル皇帝)vsライリア・リヴィア国(メーヴ女王)&エイダーン国(デマウェンド王)で開戦

・帝国の勝利。
・デマウェンド王はレダニアへ逃げる。メーヴ女王は安否不明。

・レダニア国(ヴィジミル王→ヘドウィグ王妃)は王が殺されて混乱しており、援軍は送らなかった。
・魔女フィリパは王妃を助けている。トリスと他3人も一緒にいる。(キーラとサブリナとデトモルドかな?)

・ヴェルデン国(エルヴィル王)は皇帝に忠誠を誓い降伏。

・テメリア国(フォルテスト王)は中立(事実上の降伏)を宣言し、援軍は送らなかった。

・ケイドウェン国(ヘンセルト王)はエイダーン国に侵攻、帝国と利権分割条約を締結。
・何人かの魔法使いはここに残る。

・コヴィリ国(エステラド王)、ヘンフォルス国(ニーダミル王)は中立のまま。
・大半の魔法使いはここに逃げ込む。

・帝国と結んでいた魔女フランチェスカ(エニッド)はエルフの領地を獲得、女王となる。

・同じく帝国と結んでいたはずの魔法使いヴィルゲフォルツは行方不明。

・魔女ティサイアは自殺(場所不明)
・自殺の理由もよく分からん。罪の意識?良心の呵責?ヴィルゲフォルツに追い詰められていた?

後からゲームの内容とか諸々追記するかも。

コメント

タイトルとURLをコピーしました